福原です、
心配しない方が応援はうまくいく
福原気功教室 の3月のテーマは『応援』です。
自分の応援をして行動力をUPしつつ、他人の応援ができる心の広さを獲得できるように働きかけていきます。
さて、他人の応援をするときに、気をつけることがあります。
それは、
- アドバイスをしない
です。
別の言い方をすると、
- 相手の問題は相手のものと思う
です。
誰かが困っているときに、手助けしたい気持ちが出てくると思います。
その気持自体は良いことです。
意識して欲しいのは、相手が困っている時には、それはその人が解決すべきことであって、自分が変に背負わないことが大切、ということです。
相手の問題を『自分のこと』のように感じると問題が発生してきます。
まず、
- 自分の感情が揺れて変なことを言う
です。
相手が困っているときに「私が助けてあげないと!」と思うと、感情が揺れます。
極端な例は、教育ママ、モンスターペアレント、ですね。
子供のことを考えすぎて、変な要求を始めます。
それを聞く側の先生はたまったものじゃないですね。
もうちょっと冷静に話してくれないかな、と困ります。
そして、大体の場合、子供にとっても迷惑だったりします。
別にそんなこと頼んでないのに、と思うことを学校に要求しているのです。
あなたが『応援』と思っていることも、相手にとっては迷惑になる可能性があります。
あなたも、
「こうすればいいのに」「もっと簡単にできるのに」 「あの人はこうしていたよ」「それは間違っているね」
と言われると「うっせえわ!」と怒るかもしれません。
こちらからすると親切心でも、相手には迷惑になることもあるのです。
まさに、小さな親切大きなお世話、ですね。
こちらからすると「心配してあげているのに…」となり、
相手からは「なんで邪魔してくるんだろうか…」となります。
なので、具体的なアドバイスは求められた時のみにしたほうがいいです。
応援は成長させること
また、こちらが積極的に介入することで、
- 相手が成長しない
というリスクもあります。
『応援』には相手の成長の意味も含まれます。
周りの手を借りて成功するならそれもアリです。
すぐに簡単に成功するならそれでいいという考えもあります。
しかし、それだと本人が成長しません。
周囲に助けられてばかりだと、できない人のままです。将来他のことをやりたいときに、できなくて困る可能性もあります。
なので、相手の成長も考えてあげる必要もあります。
また、私たちが一番成長するのは、すごく困った時、です。
成功の裏には成長が必要です。
本人が今とは違う、できる人、にならないと何事もうまくいきません。
そして成長にはトラブルが必要です。
学校のお勉強のように、教科書を覚えたら偉くなる手法は、社会では通用しません。
学んだことが役に立った、という経験もあるでしょうが、トラブル続きの生活を送っていたら、知らないうちにできるようになっていた、という経験のほうが多いでしょう。
この成長のチャンスを潰さないようにしてあげてください。
相手が困っている時、手助けしてあげたい、代わりにやってあげよう、調べてあげよう、という気持ちが出るのは良いです。
求められたらやってあげてもよいです。
しかし、相手が困っているからといって何でもやってあげていると、コミュニケーションのすれ違いでギスギスしたり、相手の成長を邪魔したりと、いいことがありません。
もしあなたの心の中に、
「こんなに心配しているのに!」
「これまであんなにやってあげたのに!」
という気持ちがあるのに気がついたら、
- 相手の問題は相手のものと思う
を意識して、一歩引く行動も必要かもしれません。
そして、冷静になったら、
「相手が本当に望んでいることは何かな?」
を考えてみてください。
シンプルに言えば、
「あ、困ってるな。助けてあげたいな。でも、これは成長のチャンス。相手に任せよう」
と思って、見守ってあげることです。
福原気功教室 では、相手を見守る心の余裕を持てるよう、大きな心、圧倒的な自信にも働きかけていきます。
自分の未来への心配、相手の心配で心が揺れている場合に、遠隔気功による働きかけを体験してみてください。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
https://fukukikou.com/monthly/
福原宏志^^
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