行動できない原因は完璧主義?今すぐ実践できる30点思考の習慣術

気功

福原です、

100点を目指すから、結局0点のまま終わってしまうんです

こんな経験はありませんか?

「よし、新しいことを始めるぞ!」と意気込んだものの、完璧な準備を整えようとして、結局何も始められないまま時間だけが過ぎていく…

実は私自身、昔はそうでした。完璧な100点を目指すからこそ、そのハードルの高さに圧倒されて、結局行動が「0点」のまま終わってしまっていました。

でも、ご安心ください。今日ご紹介する「30点思考」を身につければ、あなたの行動力は劇的に変わります。

完璧主義者が陥る「準備地獄」とは?

完璧主義の厄介なところは、「失敗しないために最高の状態でスタートしたい」という気持ちが、「準備地獄」を生み出してしまうことなんです。

例えば、副業でWebデザインを始めようとするとき。「まずは最新のソフトを揃えなきゃ」「色彩理論の本を全部読まなきゃ」「上級者のポートフォリオを完璧に研究しなきゃ」と、永遠に「行動前の準備」に時間とエネルギーを費やしてしまいます。

でも、ちょっと考えてみてください。どんなプロフェッショナルも、最初から完璧な知識やスキルを持っていたわけではありません。実際にやってみて、失敗して、修正する。このサイクルこそが、成長の本質なんです。

準備ばかりで本番を始めないのは、筋トレを始めるために、ジムの機材の使い方を完璧に暗記するだけで、一度もバーベルを持ち上げないのと同じです。それじゃあ、いつまでたっても筋肉はつきませんよね。

30点でスタートする勇気が、あなたの成功を呼び込みます

私がお勧めするのは、「30点主義」です。

「とりあえず、30点の出来でいいから、世に出す(または試す)」。この勇気が、あなたの成功を格段に引き寄せるんです。

なぜなら、行動の価値は、その完璧さではなく、「そこから得られるフィードバック」にあるからです。

30点でアイデアを上司に提案してみましょう。すると、同僚や上司から「この部分はいいね」「このデータが不足しているね」といった具体的な反応が返ってきます。この生きたフィードバックこそが、次の50点、80点への改善点となり、成長を加速させる貴重なデータとなるんです。

頭の中で完璧なプランを練っているだけでは、誰からも何のフィードバックも得られません。でも、未完成でも世に出せば、必ず何かしらの反応があります。その反応こそが、あなたを次のステップへと導いてくれます。

「とりあえずやってみる」を習慣化する3ステップ

「30点でOK」と頭で分かっても、実際に行動に移すのは難しいものですよね。そこで、この思考を習慣化するための具体的な3ステップをご紹介します。

1. 最小単位を定義する

完璧なブログ記事ではなく、「タイトルとたった3行」でOKとしましょう。完璧な企画書ではなく、「箇条書きでアイデアだけ」を出すにする。「これなら5分でできるな」というレベルまで、行動を極限まで小さくしてみてください。

ポイントは、「これならできそう」と思えるくらい小さくすることです。大きな目標は、小さく刻めば刻むほど、実現しやすくなります。

2. ストップウォッチを活用する

「時間をかけて完璧に」ではなく、「たった5分だけ集中して取り組む」とタイマーをセットしてみましょう。人間は、一度流れに乗ると継続しやすい性質があります。

5分だけと思えば、気楽に始められますよね。そして不思議なことに、一度始めてしまうと、「せっかくだからもう少しやろうかな」と自然に続けられるものなんです。

3. 「公開・提出ボタン」を押す

心が止めに入ってきても、勇気を出して「世に出す」という行為を完了させましょう。SNSの投稿でも、試作品の公開でも、一旦公開すれば、もう引き返す必要はありません。フィードバックを待って、次を改善していけばいいんです。

完璧主義者は、この「公開ボタン」を押すのが一番苦手です。でも、このボタンを押さない限り、永遠に0点のままなんですよね。勇気を出して、エイッと押してしまいましょう。

運動したい人の具体例

例えば、「毎日ジムで1時間運動する」と思っていてできないとします。ならば高い目標を捨てて、「家の中でスクワットを3回だけ」、あるいは「とりあえず運動着に着替えるだけ」に目標を下げてみてください。

「え、たったそれだけ?」と思いますよね。それでいいんです。これが30点主義です。

一見、3回のスクワットなんて意味がないように感じるかもしれません。でも、この「3回だけ」の成功が、あなたの脳に「私は今日も運動を継続できた」という小さな達成感を刻み込みます。

これを続けていると、不思議なことに、体が自然と動き出すんです。「せっかく着替えたんだから、ついでにストレッチもしておこうかな」と、30点が自然と50点、70点へと拡大していくんですね。

過去に私が病気だった時、体を動かそうと思って最初に始めたことは「壁たて伏せ」でした。腕立て伏せができなかったので、壁に向かってやっていました。そのくらい小さな行動でいいのです。

完璧な0点よりも、30点を毎日積み重ねた人の方が、半年後には圧倒的に健康な習慣を手にしていることでしょう。

小さな行動でも、継続すれば大きな変化になります。それが習慣の力なんです。

失敗を「データ収集」と捉え直す視点転換

「30点」で始めた結果、失敗することもあります。でも、それを「能力がない」「ダメだった」とネガティブに捉えるのはやめましょう。

「失敗は、次の成功のための貴重なデータである」。

この視点に切り替えてみてください。完璧主義者は、失敗を恐れて動けません。でも、30点主義の人は、失敗から「このやり方ではダメだった」という重要なデータを収集し、軌道修正できるので、結果的にゴールへ早くたどり着くんです。

科学者が実験を繰り返すのと同じです。一回の実験で完璧な結果が出ることなんて、ほとんどありません。でも、何度も実験を重ねて、データを集めて、少しずつ真実に近づいていけます。

あなたの挑戦も同じです。最初の一歩は不完全で当たり前です。そこから学んで、改善していけばいいのです。

気功との接続:完璧への執着を緩めるエネルギー調整

実は、この完璧主義という執着は、私たちのエネルギーにも影響を与えています。身体が常に緊張し、エネルギーが停滞してしまうんです。「こうあるべき」という固定観念が強すぎるんですね。

気功では、この「執着」や「こだわり」を手放すためのエネルギー調整を行います。心がリラックスし、完璧を求めずとも、自然と物事が流れるように行動できるようになります。

30点主義は、頭の技術であると同時に、心と体の緊張を解く「エネルギー的な解放」でもあります。

頭で「30点でいい」と理解していても、体が緊張していたら、なかなか行動に移せません。でも、気功でエネルギーを整えると、自然と肩の力が抜けて、「とりあえずやってみよう」という気持ちになれるんです。

完璧主義は、単なる考え方の問題だけではなく、エネルギーの滞りの問題でもあります。だからこそ、頭と体の両方からアプローチすることが大切です。

まとめ:完璧じゃなくても、動いた人が勝ちます

今日お伝えしたかったことはシンプルです。

「完璧な0点よりも、未完成な30点の方が、あなたの未来をひらきます。」

行動しない限り、結果は永遠に「0」です。準備に時間をかけるのをやめて、今すぐ、その「30点」の小さな一歩を踏み出しましょう。動き出した人にだけ、次の景色が見えてきます。

完璧を目指して何もしないより、不完全でも一歩踏み出す。その積み重ねが、あなたを大きく成長させてくれます。

あなたの挑戦を心から応援しています!

完璧主義の執着を手放し、自然体で行動できる自分になりたい方へ

頭では「30点でいい」と分かっていても、なかなか行動に移せない…そんな時は、心と体のエネルギーが緊張しているのかもしれません。

福原気功教室では、完璧への執着を緩め、自然と行動できるようになるためのエネルギー調整を行っています。気功によって心身の緊張がほぐれると、「とりあえずやってみよう」という軽やかな気持ちで、新しいことに挑戦できるようになりますよ。

肩の力を抜いて、あなたらしく行動できる自分を取り戻しませんか? まずは気軽に体験してみてください。お待ちしています。

福原宏志^^

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