福原です、
7月の福原気功教室 のテーマは『楽しく行動』です。
あなたがゴールに向かって楽しく行動できるように働きかけていきます。
さて今回は、
- なぜ行動を起こせないのか?その理由と解決方法
を話していきます。
楽しく行動なんてできない。全然動けない、という人向けに話しますので、リラックスしながら聞いておいてください。
行動を止めてしまう主な理由
さて、行動ができなくなる理由は何でしょうか?
いろいろあるとは思いますが、根本的な理由として、
- 何をすればいいか分からない
があると考えています。
「なにかしなきゃいけない」と焦っている時がありますね。
そういう時は「しなければいけない」とは思っていても『何を?』が抜けています。
なぜそうなるのか、というと
- 選択肢の多くて混乱している
のだと思います。
英語の勉強もしたいし、ジムにも行きたい。読書もしたいしゲームも楽しみたい。彼女も欲しいし、旅行も行きたいし…
とあれこれ考えて、いま何をしたらいいのかが分からなくなるのです。
もちろん、たくさんのことがやりたい、と思うことはいいことです。
せっかく生まれてきたのですから、やりたいことは全部できたほうがいいです。
しかし、混乱して何もできなくなっては本末転倒です。
なので、重要な考え方として、
- 優先順位を決める
ことが大切になってきます。
何が大切なことで、何から行動するのかを自分で決めないと行動できないまま時間が過ぎるばかりです。
根本的な原因:ゴール設定の欠如
ではなぜ、選択肢が多く混乱するのでしょうか。また、重要度が決められない原因は何でしょうか?
それは、
- ゴールが不明確だから
です。
あなたが自分で目指すことを決められていないので、やるべきことが決まらないのです。
例えば、あなたが沖縄の海に泳ぎに行くことになったとします。
何を持っていくでしょうか?
もしかしたら寒いかもしれないから厚手のジャケットを持っていきますか?持っていきませんね。
何枚かのTシャツがあれば十分でしょう。現地で買うから持っていかなくてもいいかもですね。
では、カナダにオーロラを見に行くとしたら?
厚手のジャケットは…持って行くでしょう。それだけでは足りないでしょうから、肌着から防寒にこだわることでしょう。
行く場所を決めると、持って行くモノが決まりますね。
もし誰かから「旅行にいくから準備して」と言われたら「どこに?」と聞き返すでしょう。
準備と言われても目的地が分からないとどうしていいかが分かりません。
これは日々の行動も同じです。
何をしたいのかが分からないと、何をしていいのかが分かりません。
なので「私は何をするのか?」を自分で決める必要があります。
ゴールを設定しましょうね、ということです。
ゴールは設定すると、その瞬間から何をすればいいかが分かってきます。
日々何をしたらいいかがわからない人は、とりあえずでいいのでゴールを設定して「こうなりたい!」と思っておきましょう。
ゴール設定の効果
さて、ゴールを設定するとどうなるでしょうか?
メリットの一つは、
- 楽しくなる
です。
ゴールを設定する、という行為の中に『達成された状況をイメージする』があります。
脳内では、すでに成功して喜んでいる自分の姿を作っておいてください。
そしてその世界を生きてください。
現実的には叶っていなくても、そうなったと思って脳内映画をニヤニヤ楽しむのです。
これだけで気分が上がるのが確認できると思います。
また、別のメリットとして、
- やるべきことが見えてくる
があります。
やるべきことが見えてくると、日々の行動に悩まなくなってきます。
また、他のことに対して「これはゴールと関係ないな」と割り切ることができるようになります。
例えば、いままでは友人から「飲みに行こう!」と誘われて渋々ついて行っていたけど『やるべきこと』が明確になると「ごめん!」
とあっさり断れるようになってきます。飲みに行くことがゴールとは関係ないので「もう行かなくていいか」と思えるからです。
最初は悪いなと思ったり、相手から「なんで来ないの?」といじられるかもしれませんが、そのうち「なんで飲みに行ってたんだろうか…?」「時間がもったいなかったな」と軽く後悔しはじめるかもしれません。
そう思うのはいまのゴールの重要性を高めると、関係ないことの重要性が下がるからです。
まずは何でも良いのでやりたいことができたと思ってみてください。
その瞬間から、周囲のモノ、出来事、人間関係の重要度が変わることを確認してみてください。
急に必要なものが見えたり、いままで見ていた物を見なくなったり、新しい人に会いに行ったりする自分自身の変化を楽しんでみましょう。
行動を起こすための具体的なステップ
さて、ここで楽しく行動するために具体的なステップを紹介しておきます。
まずはこの順に従ってやってみてください。
1.ゴールを設定する(適当に)
まずはゴールを設定しましょう。
分野、内容は何でもいいです。
分野は、仕事、資産、健康、人間関係、趣味、貢献、スキルアップ、などから選んでみてください。
どうしても分からない場合は、趣味のゴールを設定しましょう。
趣味は、あなたが楽しければそれでいいものです。他に制限はありません。
そしてゴールは現状の外側。いまのあなたにはできないことを設定しましょう。
内容は何でもよいです。「これが本当のゴールなんだろうか?」と悩む必要もありません。
例えば「日本中のすべての動物園を訪ねて回る」でもよいです。
このときに、やり方が分からなくてよいです。
「すべての動物園…いったい何件、どこにあるのだろうか?」「その交通費はどうするのか?」「どうやって会社を休むのか?」
はすべて未解決でよいです。何もわからない状態で「やりたい」と思うだけの理由でゴール設定をしてよいです。
2.イメージする
ゴールが見つかったら、イメージをしましょう。
あなたの設定したゴールが達成されたところを脳内にイメージしましょう。
先程の例なら、すべての動物園を回って、その写真をネット上の地図に貼り付けて公開して、沢山の人から「すごい!」「動物園博士ですね!」と称賛されていると勝手に思っておきましょう。
本当は他人からの称賛は要らないのですが、あったほうがうれしいと思うので、想像の中でほめられておきましょう。
他の人に旅の途中にあった面白苦労話をしてバカウケしている場面を想像して楽しむのもよいですね。
ゴールが達成されたら、どんな良いことが起きるのかを想像しておきましょう。
これが苦手な人は、わざわざ良いことだけを想像する練習をしておいてください。
どうしても私たちはネガティブなことを想像しがちです。そっちのほうが得意だからですね。
なので、わざわざ良いことだけが起きたところを想像してください。
脳内で勝手にやることなので、わざわざ大変なところを想像しなくてよいです。わざわざ良いことだけを想像しましょう。
3. 小さな一歩から始める
ゴールを達成してうれしいイメージを作っていると、何かをやりたくなってきます。
それをやりましょう。
やることはとても小さいことで構いません。
具体的にゴールに近づけることでもいいし、関係ないことに思えても大丈夫です。
ゴールを設定してその世界を脳内で生きていると、私たちの脳は必要なものを探してきてくれます。
その脳の特性に任せましょう。
本を読んで調べる、でも、紙に書いて思考を整理する、でも何でもよいです。
思いついたことが正解だ、と思って、小さな行動に移してください。
4. さらに行動し続ける
小さな行動を1つ取ったら、その次に思いついたことをやりましょう。
同じことを続けてもいいですし、中断して他のことを始めてもよいです。
私たちは1つのことをやり始めたときに、やる気が出てきます。
ほんのちょっとだけ机の上を掃除しようと思って、気がついたら部屋の掃除をしていた、とか、
ちょっとだけ漫画を読もう、と思って2時間読みふけってた、とか、
あなたにも経験があると思います。
ちょっとだけやり始めるだけで、続きをやりたがる性質を利用しましょう。
ゴールのイメージをして、やりたくなったことをちょっとだけやる。
別のことをやりたくなったら、それをちょっとだけやる。
ちょっとだけやる、のきっかけだけを与えるだけで、やる気が出てきて、ずっと作業を続けられます。
なので、ちょっとだけやる、と思って行動し始めましょう。
1ページだけ本を読む。
1ページだけノートを開いて、とりあえずのタイトルだけ書く。
靴を履いて玄関から一歩だけ出る。
「とりあえず1個だけ」と思って行動をとってみましょう。
まとめ
なぜ行動を起こせないのか?その理由と解決方法、をまとめておきます。
- ゴールがないから行動できない
- 適当でいいのでゴールを決めよう
- ゴールが決まると、やることが見える
- できたところをイメージしよう
- 思いついたことをやろう
- とりあえず1つだけやろう
です。
遠くのゴールが達成できてうれしい!と思いながら、とりあえず見えた第一歩目だけを実行しておきましょう。
ゴールがイメージしにくい、どうしても行動が取りにくい、という人は、頭にこびりついた過去の記憶から来る不安やあきらめが原因かもしれません。
遠隔気功で心の浄化もしていきます。行動が止まったままだなと思う人は遠隔気功による働きかけでのストレスの軽減と、行動力のUPを体感しておいてください。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
福原宏志^^
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