福原です、
困ったらパクる
9月の福原気功教室 のテーマは『人生を豊かにする知識力』です。
知識、というと教科書や書籍が思いつくかもしれません。
しかし現実的に考えて、一番役に立つのは、他人の経験です。他の人がやってきたことを真似ることが、今の自分を動かす原動力になります。
これをロールモデルといいます。
ロールモデルとは、自分のビジネスを成功させるのに参考になる人のことです。
例えば、同業他社の社長や成功を収めた起業家などがロールモデルとなり得ます。
ロールモデルを持つと次のようなメリットがあります。
- 役立つビジネス戦略や経営手法を学べる
- 商品開発、マーケティング、販売方法など知識が身につく
- モチベーションアップにつながる
- 失敗から学ぶ教訓が得られる
- 製品アイデアや新サービス開発に役立つ
分からないとモチベが下がる
この中でも大事と思えるのが、モチベーションアップです。
新しいことにチャレンジする時に、自分ひとりで考えていても何をしたらいいのか全然わかりません。
会社内の仕事であれば先輩に聞けば分かるでしょうが、周囲に相談できる人がいないケースもあります。自分のビジネスとして経験のないことをやったり、新規のビジネスを立ち上げるときには相談できる人がいないかもしれませんね。
そんな時は、すでに成功している人を見つけておきましょう。真似できるところがたくさん見つかり気持ち的に楽になれます。やることが分かると心が明るくなれます。
私の経験上、何をしていいのかが分からない、という状態が一番まずいです。作業が進まない上に、気持ちが落ち込んできます。このまま何もできないのではないか、という不安にかられて精神力が削られます。
そういう時は開き直って真似をします。ロールモデルとなる人を決めて、その人のやっていることをパクります。それで作業が先に進むなら、止まっているよりも遥かにモチベーションが湧いてきます。
やってきたことを調べよう
ロールモデルから学ぶとよいことは以下のことです。
- やっていること
- やってきたこと
まずは彼らがやっていることを観察しましょう。狙っているターゲット、作っている商品、販売の仕組み、使っているツール、外注先、なんでも見ておきましょう。
そこに真似ができることがあれば自分のことに追加していきましょう。
そして、彼らがやってきたことにも注目しましょう。成功した現在の状況だけを見ると真似ができない部分があるはずです。
従業員をたくさん雇えない、とか、高いシステムにお金を払えない、とかですね。
そういう時は、そこに至るまでにどのような道を歩んできたのかをみましょう。最初はお金がない状態からのスタートだったとして、どのように初めて、利益を増やしたのか、顧客を増加させたのか、商品を作り改良してきたのかを調べてみましょう。
これだけでも莫大な知識力が身につくと思います。
そして自分の頭で考えるよりも早くてラクですね。
ロールモデルになる人が近くにいるなら聞いてしまうのも手です。聞けないならビデオや書籍で情報を入手していきましょう。良い話として見るのではなく、自分に使えそうなところを探してください。
近い人から学ぶ
ロールモデルを選ぶときには次のことに気をつけてみてください。
- どのような人物なのか
- 真似できる人を選ぶ
成功者、といってもいろんなタイプがあります。
親が石油王、子供の頃から天才、圧倒的な美貌の持ち主、24時間働いても倒れない屈強な体…そんな人は真似できませんね。
ロールモデルは自分が真似できる人を選ぶ必要があります。すぐに真似したいなら、ものすごい成功者を選ぶのではなく、自分よりも一歩先、半歩先を進んでいる人を選ぶと良いです。すぐに取りれられることが多いからです。
あとは、その人の性格も見ておいてください。自分とは違うタイプの人からは、インパクトの強い発見があるかもしれませんが、真似ができないと思います。
まずは似たタイプの人から学びましょう。いま取り入れられることから始めましょう。
違うタイプの人から学び自分を大きく変えることもできますが、将来のチャレンジに取っておくほうがいいと思います。いま取り入れると混乱度が増すからです。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
https://fukukikou.com/monthly/
福原宏志^^
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