福原です、
人の話を否定しちゃダメ
前にこういう話をしましたね。
■ハンガーを『えもんかけ』って言う人
- 私は正しい
- あなたは間違っている
のワナにはまらないようにして、
相手の意見も聞いてあげましょうね、
ということでした。
ここで特に注意して欲しいのは、相手のゴールです。
私たちは無意識のうちに、相手のゴールを批判しています。
「僕は将来、老人介護をやるんだ」
「私は大人になったら、競馬の騎手になるわ」
「還暦を向かえた今、やりたかった役者の道を進む」
と聞いて、どう思うでしょうか。
「いいですね！やりましょう！応援します！」
と素直に言えるでしょうか。
「他にも道はあるからじっくり考えたら」
「いまからそれは遅いのでは」
と考えるかもしれませんね。
別にそれが悪いとはいいません。
あなたの頭の中から出てきた思想はあなたのものです。
間違いというわけではないです。
否定するクセがついている
ただ、私たちの傾向として、相手のゴールを批判する考えが出やすい、と感じています。
「その考えはおかしい」
「あなたは間違っている」
「論文では否定されている」
「誰もそんなことはやっていない」
という言葉で否定する人が周囲に多くはないですか？
テレビやネットはそういう言葉にあふれていますね。
そういうものを見て、私たちは学習します。
「あ、相手のことをバカにするのはいいんだ」と。
そして、現実社会でそれをやり、嫌われます笑
テレビの中みたいに「なんでやねん！」と突っ込んでも、笑いはとれません。
「僕は将来、老人介護をやるんだ」
「なんでやねん！」
「は？(怒)」
で人間関係が終わりますよね。
これを、 奴隷脱出プロジェクト では、
『サンマ焼肉論争』として語っています。
興味があればどうぞ。
違うと思ってもクチにしない
相手のゴールは、否定しないことです。
ゴール、という大きな夢でなくても、意見は受け入れましょう。
「それは違うんじゃないかな？」
という意見をあなたが持つことは全然問題ありません。
意見は人によって違うからです。
ただ、その気持ちを相手に伝えないことです。
「それは違うんじゃないかな」
と言った瞬間に人間関係が終わってしまいます。
あなたが自分の立場になったら分かりますよね。
「私さぁ…(あなたのやりたいこと)をやろうと思うんだよね」
「はぁ？笑。なんで？笑」
と言われたら「なんだこいつ」ってなりますよね。
否定するなら根拠を示せ、です。
でも、多くの人はそういうものなしに否定してきます。
これは…実は、ラッキー！ ですね。
なぜなら、周囲の人が全員否定する中で、 あなただけが、その人のゴールを否定しないからです。
相手のゴールを真面目に聞いてあげて、いいね、という。
それだけで、周囲の人と違う、特別な人になれます。
偉そうに否定しないことです。
あなたと相手の意見は必ず違います。
もちろん、やりたいことは違います。
あなたが「それは無理なんじゃないかな…」とふと思っても、
それを言葉に出さないことです。
実は、相手の方が超詳しい
否定しない方がいい理由があります。
夢やゴールを表に表現するような人は、 すでにその分野に詳しい人です。
恐らく、あなたより全然勉強しています。
実際に体験していて経験豊富です。
話を聞いている私たちが想像するより遥かに、
知識、経験が豊富な可能性が高いです。
そこに「いやー〇〇だから無理でしょ？」とか
うかつに意見やアドバイスを入れると、
「(この人、分かってないのに偉そうだな)」
と見下される可能性が出てきます。
もちろん人間関係も一瞬で崩れて、
信頼されるわけも無く、ただの『知人』になります。
ゴールを否定しないことです。 話を聞かない人と思われて嫌われます。
変にアドバイスしないことです。 知らないことがバレて見下されます。
これを知っておけば、猛烈に人間関係が崩れることはなくなります。
他の人は、一瞬でこれをやってしまい、人間関係を崩します。
知人と信頼される人との分かれ道
しかし、日本人は、表向きには『嫌い！』を表現しないので 『知人』として上手に扱ってくれます。
一見、人間関係がうまくいっているように見えて、
実は表面上の付き合いにすぎないのです。
そこを卒業しましょう。
偉そうな言動はどうでもいいので、
相手のゴールを認めて応援する立ち位置に移動しましょう。
聞く。否定しない。アドバイスしない。
これだけです。
どうしても何か言いたい、偉そうにしたい、なら、
- 本当に勉強、経験したこと
を
- 聞かれたときだけ話す
ようにしてください。
あなたがちゃんと勉強、経験したことであれば、
相手が困っている時にちゃんと聞いてくれます。
うかつに言葉を挟むと、人間関係が壊れるので、
アドバイスできる人、になりたいなら、
裏で粛々と学び、実践することです。
そう聞くと、大変そうだな、つまらなそうだな、と
感じるかもしれません。
そうではありません。
あなたがやりたいこと、楽しいと思うことをやれば、 勝手に勉強、実践していきます。
やりたいことをやってニコニコ話を聞く
シンプルに言うと、あなたは、 やりたいこと、楽しいことをやるだけです。
楽しそうにしているので、周囲から人が寄ってきます。
彼・彼女たちが話す楽しそうな未来の話を
ニコニコしながら聞いていればいいです。
変にほめなくてもいいです。
へー、そうなんだー、で構いません。
そして、なにか聞かれた時に偉そうにしましょう。
- やりたい、楽しいをやる
- 相手の楽しいを聞く
- 質問されたら答える
これだけで人間関係はうまくいきます。
相手を否定する言葉を使う人は、 自分の人生が楽しくない人です。
楽しくなることをやりましょう。
わざわざ他人に文句を言わなくなります。
もし、なにかしたくなったら、
やりたい、と思ったことをやりましょう。
もし、いま苦しい状況にあってそこから抜け出したいなら
今回紹介した、 奴隷脱出プロジェクト を参考にしてください。
福原気功教室 では、やりたいこと、楽しいことができるように、
なぜか自分で行動を止めている気持ちを減らす働きかけもしていきます。
やりたいことをやっている自分、 会いたい人とあって、その人たちと楽しくしている自分、を イメージしながら気功の時間を待っていてください。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。https://fukukikou.com/monthly/
福原宏志^^
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