職場で言われた一言が頭から離れない時の処方箋。問題を無視するほうがうまくいく理由

気功

福原です、

あなたはこれができていませんね
もっとちゃんとやってくださいね

その一言が、頭の中でリフレインし続けた夜、ありますか。

会議が終わっても、帰りの電車に乗っても、
夕食を食べていても、お風呂に入っていても。
ひどい言葉だけが、ずっとぐるぐると回り続ける。
眠れない。明日の仕事が怖い。

私も、言われたことがあります。

職場で同僚に言われた言葉というのは、ナイフみたいに刺さりますよね。
それも、一番痛いところに正確に刺してくる。

もしあなたが「できない」という言葉に頭を乗っ取られた状態なら、
その気持ちをラクにしてくれる「問題解決の順番」があります

ポイントは『考える順番』だけです。
難しいことは何もありません。

読み終わる頃には、「あ、これならできるかも」という感覚が、少し戻ってきているはずです。

職場で言われた一言が、なぜ丸一日頭から離れないのか

バカにされた、あの瞬間のこと

少し、思い出してみましょう。

たとえば、こんな場面。

資料を作って提出したら、先輩に「こんな資料で大丈夫だと思ってるの?」と鼻で笑われた。
周りに人がいる中で言われて、頭が真っ白になった。

あるいは、こんな場面。

会議で発言したら「いや、それは的外れじゃないですかね」と同僚にバッサリ切られた。
みんなの視線が刺さった気がして、その後は何も言えなくなった。

あるいは、こんな場面。

評価面談で上司に「君はちょっとスピードが遅いんだよね
それが改善されないと、正直難しいよ」と言われた。
「スピードが遅い」の部分だけが、ずっと耳に残った。

どれも、悔しい。腹も立つでしょう。
でも「反論できないかもしれない」という気持ちもあって、
怒りと情けなさが混ざったような、どこにも出せないモヤモヤが残りますよね。

脳は「できない」に引っ張られるようにできている

実はこれ、あなただけに起きていることではありません。

人間の脳は、ネガティブな情報を強く記憶するようにできています
これは生き物として、危険を避けるために進化の過程で身についた仕組みです。
昔なら、猛獣に食われた仲間の記憶を強く刻んでおく必要があったわけです。

だから「できないですね」と言われると、脳が「これは危険な情報だ」と判断し、ずっとその言葉をリピートし続けるんです。

自分が弱いわけでもないのです。脳の仕様にすぎません。

ただ、困ったことに現代ではその仕様が裏目に出ます。
狙い打ちにされた「問題」に意識が全集中して、それ以外のことが見えなくなってしまうんです。

問題ばかり見ても解決しない理由

ここで大切なことをお話します。
問題を直視し続けても、問題は解決しません

むしろ問題が大きく見えて、動けなくなります。

たとえば「資料作りが下手だ」という問題に意識を向け続けると、どうなるでしょうか。

なぜ自分は下手なのか」→「要領が悪いんだ」→「なぜ要領が悪いのか」→「頭の使い方が悪いんだ」→「なぜ頭の使い方が悪いのか」→…

どんどん深みにはまっていきます。掘っても掘っても、出口が見えません。

問題の分析は「問題をより鮮明に見ること」にはなっても、「解決策を見つけること」には直結しないんです

「問題を真剣に見ることが、解決への第一歩だ」というのは、よく聞くアドバイスですが、実際には逆効果のことも多いです。私自身、問題を直視するほど気持ちが沈んで、動けなくなる経験を何度もしました。

気持ちがラクになる問題解決の順番は、じつは「問題を見る」ことから始まりません。

ではどうすればよいでしょうか? 今回は、問題解決の簡単な順番をお伝えしますので、実際に使ってみてください。

Step 1: まず「できる」と思う(根拠なしでいい)

「できる気がしない」ままでOKです

「できる」と思うのが最初のステップです

でも、ちょっと待ってください。こう思う方もいますよね。
「根拠もないのに『できる』と思えない」
「そんなのポジティブ思考じゃないですか」と。

わかります。私も最初はそう思いました。

でも順番が大事なんです。「できる」という感覚は、根拠があるから生まれるのではなく、「できる」と思ってから根拠が見えてくるものです。

脳は「できる」という前提で動き始めると、「ではどうすれば?」という問いを立てます
「できない」という前提のまま動こうとすると、「どうせ無理だから」と探索を止めます。

「できる」と思う小さなテクニック

では「できる」と思うにはどうすればよいでしょうか。
難しく考えなくていいです。
こんなふうにつぶやくだけでOKです。

完璧じゃなくても、ちょっとくらいはできるかもしれない

以前うまくいったことが、一つくらいあったかもしれない

今日じゃなくていい。少しずつはできるかもしれない

「絶対できる!」と無理にテンションを上げる必要はありません。
もしかしたら、できるかも」くらいの、小さな思いを脳に届けてあげるだけでいいです。

それだけで、脳の動き方が変わってきます。

Step 2: ゴールを設定する(あなたの欲を出す)

「どうなっていたらいいか」を決める

「できる」という前提が少し整ったら、次にゴールを設定します。

ゴールとは「どうなっていたらいい状態なのか」です。

ここで大事なのは、あなた自身の欲を出すことです。

「上司に怒られないようにしたい」は、相手基準のゴールです。
「数字を上げなければ」は、義務のゴール。
こういうゴールは、設定しても気持ちがラクになりません。

自分が、どうなっていたらいいのか」で考えてみてください。

・会議で自分の意見を一つ言えた状態になっていたい
・資料をもう一度見直して、自分が納得できるものに仕上がっていたい
・明日の朝、少しだけ前向きな気持ちで出社できていたい

小さくていいんです。「こうなっていたら、自分的にはいい」というイメージを持つだけでいいです。

周りの目を気にしすぎない

ゴールを設定するとき、無意識に「周りにどう見られるか」を気にしてしまうことがあります。

でも、これはあなたの人生です。あなたのゴールを、あなたが決めていいのです。

「社内で評価されること」より「自分が仕事に手応えを感じること」を優先して構いません。
誰かの承認がなくても、あなたがOKと思えたら、それはゴール達成です。

Step 3: 解決策は自分で考えない(脳に探させる)

「どうすればゴールに近づけるか」を脳に問いかける

ゴールが決まったら、次は解決策です。
でも、「頑張って考えよう」としなくていいです

むしろ、逆です。

「ゴールを達成できた。よかった」という感覚を少しでも持ちながら、日常を過ごしてみてください

これは「妄想しろ」ということではなく、脳が「ゴール達成」という状態を前提に情報を探し始めるようにする、という働きかけです。

人間の脳は、ゴールと現状にギャップを感じると、そのギャップを埋めようとします。
そのために「何かヒントはないか」とアンテナを立て始めます。

ガチガチに考えるより、リラックスが大事

「解決策を真剣に探さなきゃ」と力んでいると、逆に脳は固まります。

リラックスしているときの脳の方が、情報処理が柔軟です
散歩中、お風呂の中、ぼーっとしているとき、ふと「あ、こうすればいいんじゃないか」というアイデアが浮かんでくること、ありませんか。

コツは「ゴールを頭の片隅に置きながら、リラックスして過ごすこと」です。
頑張らなくていいんです。脳がちゃんと背景でそれを処理してくれています。

Step 4: 思いついたことをすぐやる(小さくてもいい、つまらなくてもいい)

「行動」は大きくなくていい

解決策が浮かんだら、すぐにやりましょう。

ここでよくあるのが、「こんな小さなことをやっても意味があるのか」という躊躇です。

資料の一番上の見出しタイトルだけ直す」でも、行動は行動です。
明日の会議で発言するテーマを一つメモする」でも、動いたことに変わりはないです。

脳は「動いた」という事実に反応します。
「また動けた」という小さな記録が積み重なると、「どうせ自分には無理」というセルフトークが、少しずつ「自分も動けるな」に変わってきます。

つまらないと思うことをやろう

「こんなこと、つまらいな」「こんなちっちゃいことしかできない自分がほんと情けない」と思うようなことを、あえてやってみてください。

つまらないと自分が思えるくらい小さなことでも、やれた、という事実は残ります。
そしてその「やれた」が次の「やれた」への入口になります。

完璧にできる状態になってから動こうとすると、永遠に動けません。
「つまらないくらい小さいこと」を積み重ねていくことが、結果的に一番前に進めます


問題じゃなく、できることを見よう

「できないですね」と言われると、その問題が全てのように見えますね。

でも、あなたの「できないこと」は、あなたのほんの一部です
それだけを見続けても、何も変わりません。

問題を見続けることは辞めて、いままでとは変わったことをやりましょう。

今日からやることは、シンプルです。

・「ちょっとくらいはできるかもしれない」とつぶやく
・「自分的にどうなっていたらいいか」を一つ決める
リラックスしながら「どうすればいいか」を脳に任せる
思いついた小さなことを、すぐにやる

問題を見るより、できることを見る。これだけです。

悔しい気持ちはあっていいです。
怒りも情けなさも、ぜんぶ本物の感情です。
その感情はそのままにして、動く方向だけを変えましょう。

あなたが動く先は、問題の方向じゃありません。ゴールの方向です。

少しずつ、あなたのペースで。今日、一番小さな行動を一つやってみましょう。

それでも消えないストレスがあるなら

職場で受けた心の傷を癒やし、脳を「できる」モードに切り替えるには、リラックスして脳の緊張を解くことが不可欠です。

もし、どうしても頭の中のネガティブなリフレインが止まらないなら、こちらの気功を活用してみてください。

ストレスリセット気功
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嫌な記憶や言葉に支配された脳をリセットし、あなたが本来持っている「ゴールへ向かう力」を取り戻すサポートをします。
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無理せず一歩ずつ、本来のあなたに戻っていきましょう。

福原宏志^^

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