福原です。
「どうしてもっと
上手くできないんだろう……。
まだまだ能力が足りないから、
もっともっとがんばらなきゃ」
あなたはデスクに向かいながら、
ため息とともにそんな言葉を
自分に投げかけていませんか?
理想の『自信』とは、
「まあ、自分ならなんとかなるだろう」と
自然に思えている、肩の力が抜けた状態です。
しかし現実には、多くの人が
「もっと能力を高めないとダメだ」
「今の自分では価値がない」
と、日々自分をひたすら追い込んでいます。
「いや、でも嫌なことでも耐えて
がんばるのが社会人の美徳じゃないですか?」
そういう声が聞こえてきそうですね。
かつての私も、完全にそう信じ込んでいました。
ですが、今回お伝えしたいのは、
その『がんばり』が実はあなたの才能を殺し、
脳を壊しているかもしれないという事実です。
「逃げる」こと、「諦める」こと。
一見ネガティブに聞こえるこの選択が、
いかにあなたを救う「立派な戦略」であり、
結果的に大きな成果を連れてくるのか。
私の痛々しい失敗体験とともに、お話ししていきましょう。
「がんばる」の正体と、現実の壁
「もっと能力を高めないと」という呪縛
まだ私が大学生だった頃の話です。
ある日、教授が最後の講義中に
こんな言葉を口にしました。
「『がんばる』というのはね、頑固に意地を張ることなんだよ。
つらいことに意地を張ったらダメだ。
やりたくないなら逃げてもいいんだ」
その言葉を聞いた時、私は強烈な違和感を覚えました。
「いやいや、嫌なことでも歯を
食いしばって耐え抜くのが
立派な大人になるための条件だろう。
逃げるなんてありえない」と。
当時の私の中には
「がんばること=無条件の正義」という
強固なプログラムが埋め込まれていたからです。
しかし、社会に出てから、この言葉の
本当の重みを嫌というほど思い知らされることになります。
能力を高めるために努力をすることは素晴らしいことです。
ですが、「やりたくもないこと」
「心が拒絶していること」に対して、
『もっとがんばらなきゃ』と
自分にムチを打って意地を張り続けると、
人間はあっさりとぶっ壊れます。
それは『成長のための努力』ではなく、
ただ自分を傷つけるだけの
『頑固な意地』でしかなかったのです。
【体験談】限界まで「意地を張った」結果の代償
心のブレーキが引き起こす脳へのダメージ
私は会社員時代、本当にイヤな仕事、
理不尽な状況に対しても
「ここを乗り越えれば成長できるはずだ」
「逃げるのは甘えだ」と言い聞かせ、
がんばり続けました。
毎日、心が「もう嫌だ」と強烈な
ブレーキを踏んでいるのに、
無理やりアクセルをベタ踏みして
エンジンを回し続けたのです。
すると、身体に異変が起き始めました。
毎日、脳が熱く、立っていても足元が
ふらつくような感覚に襲われました。
頭の中は常にモヤがかかったようで、
簡単なミスを連発するように。
それでも私は「まだやれる。もう少しだけ……!」と、
まさに『頑固な意地』を張り続けました。
するとどうなったか?
完全に限界を超え、ある日プツンと糸が切れ、
ついに働けなくなるほどの
致命的なダメージを負ってしまいました。
回復に途方もない時間を費やすベッドの上で、
私は強烈な後悔に襲われました。
「もっと早く諦めて、逃げて、休んでおけばよかった……」
「がんばらなきゃ」という思い込みは、
なぜこれほどまでに人を壊すのでしょうか。
それは、心理的・脳への強烈な負担に理由があります。
強すぎる義務感や「やりたくない」という
本音を押し殺すことは、心身に
命の危機と同じレベルの
過剰なストレスを与えます。
脳が長期間このストレスに晒されて疲れると、
生存本能から「失敗したらどうしよう」
「もうダメだ、私には無理だ」という
極端なネガティブな不安ばかりを肥大化させます。
もうこれ以上の行動をさせないためです。
そして最終的に、脳はこれ以上のダメージから
自分を守るために強制的に「フリーズ」を引き起こし、
私のように何も手につかなくなってしまうのです。
「やりたいこと」へシフトした時に起きる不思議な現象
自分を守る「逃げ」の戦略と、応援の循環
長い休養を経て、私は一つの決断をしました。
「もう、やりたくないことに対して、
意地を張ってがんばるのはやめよう」
そして、
「自分が純粋にやりたいこと、楽しいと思えること」
だけにシフトしようと心に決めたのです。
すると、私の人生に不思議な現象が起き始めました。
まず、圧倒的に『脳のリソース』が回復したのを感じました。
「がんばらなきゃ」という頑固さを捨てたことで、
無意識に脳を守るためにかかっていた
極度の緊張状態がスーッと解けたのです。
肩の力が抜けると、脳本来のパフォーマンスが戻り、
今まで見えていなかったアイデアが
湧いてくるようになりました。
さらに面白いことに、人との関わり方にも
大きな変化が現れました。
眉間にシワを寄せて、意地を張って
苦しそうにがんばっている人より、
肩の力を抜いて軽やかに動いている人に対して、
人は自然と引き寄せられます。
私も、なぜか協力してくれる人が現れたり、
必要な情報を提供してくれる人が集まったりと、
人からの応援が生まれました。
結果として必死にがんばっていた時よりも、
はるかにスムーズに問題が解決して
いくようになったのです。
そこで私は、あの大学の先生の言葉の
真意をようやく理解しました。
「逃げる」ことは敗北ではありません。
自分に合わない環境や要求から離れ、
自分の才能が最も活きる場所へと向かうための
『自分を救う立派な戦略』だったのです。
おわりに: 力を抜いた時、人生は回り出す
「自分への信頼」という最強の武器
「がんばる(意地を張る)」ことを手放すのは、
最初はとても怖いかもしれません。
「評価が下がるのではないか」
「誰も助けてくれないのではないか」
と不安になるでしょう。
でも、一度「これは自分のための逃げだ」と認めて、
新しい考えを受け入れてみてください。
「私がやりたいと思ってやることは、
なぜかすべてうまくいく」
と、自分を信じてみてください。
頑固な意地を手放し、肩の力を抜いて
『やりたくないこと』から一歩下がったときに、
あなたの人生は、過去最高にスムーズで、
心地よく回り始めますよ。
もし、あなたが今まさに「がんばりすぎ」で
身も心も擦り減っているけれど、
どうやって力を抜いていいか分からないと悩んでいるなら。
私の「福原気功教室」がお役に立てるはずです。
気功というツールは、
ガチガチに固まった身体や脳の緊張をほぐし、
あなたが本来持っている
「最もパフォーマンスが高い自然体の状態」を
引き出していくためのものです。
「自分らしい人生を取り戻す感覚」を一緒に味わってみませんか?
あなたが「がんばる」を手放し、
軽やかに生きられる未来を、
心から応援しています。
福原宏志^^

コメント