福原です、
情報量が増えなくて困る
9月の福原気功教室 のテーマは『人生を豊かにする知識力』です。
今回は、知識を広げる方法を話します。
知識は意識して広げようとしないと、意外と広がらないものです。
なぜなら、私たちは、自分が興味があるものしか見ないからです。
漫画を読んでいる人に「たまにはビジネス本も読んだほうがいいよ」と言っても、漫画を読み続けるでしょう。
小説の本を読んでいる人に同じことを言っても、また本屋さんの小説のコーナーに行くでしょう。
ビジネス本を読んでいる人も同じですね。たまには小説でもどう?写真集とかどう?映画でも?美術館でも?陶芸教室でも?ダーツでも?旅行でも?…と言っても、ビジネス本を読み続けるわけです…ってこれは昔の私のことですね。
あなたの情報量、かたよっていません?
あなた自身が同じ情報ばかりを見ていないかを、まずは確認してみてください。
- 本棚の中身
- スマホアプリの種類
- youtubeの登録チャンネル
- 今週見てきた番組
- いつも行く場所
- 好きなタレントの傾向
調べるとわかりますが、種類に偏りがあるのが分かると思います。この状態で知識の幅を広げるのは、ちょっと難しいですね。
とは言え「普段見ないものを見ましょう」と言われても簡単にできません。無意識のうちに同じものを選んでしまうからですね。
写真で知識を増やす方法
なので、ここでは、新しい情報に触れて知識を広げる方法を紹介します。簡単なのでやってみてください。
まずはスマホを取り出します。
次に、カメラアプリを起動します。
あなたの顔の前にカメラを持ってきて、1枚風景を撮影します。
次に(可能であれば)写真編集アプリを起動します。
先程撮った写真に写っているもの1つ1つに丸をつけて、名前を書きましょう。
例えば、時計が写っているなら◯で囲んで『時計』と書きます。
名前を書き込む作業は写っているものすべてに行います。が、時間がかかるのでまずは3個とか10個とか数を決めて書き込んでください。
名前を書いたら、1つ選んで詳しく調べていきます。
例えば『時計』なら、
- メーカー
- 機種名
- デジタル?アナログ?
- 価格
- 購入したお店
- 他に販売しているお店
- 材質
- 機能(タイマー、時間を合わせる、光る、音が変わる…)
- 稼働する仕組み
など、思いつくことを調べていきます。限りなく調べられるので、項目数は絞ってもいいです。
わからないことはネットで調べましょう。AIに聞くのもアリですが、嘘をつかれることもあるので注意してください。
この作業を写真に写っているものに行っていきます。理想はすべて、ですが、あなたの持っている時間と相談して、できるだけ多く、でやってみてください。
大量の情報があるのに見えていない
調べたことはノートに書き出すと良いです。紙のノートですね。
やるとわかりますが、たった一枚の写真の中に、とんでもない量の情報が含まれていることが分かると思います。ビビる、というか、調べるのが面倒くさい、と思うくらい詰め込まれています。
そして、その情報の多く、おそらくほとんどに気が付かないまま生きていたことにも気がつくでしょう。見えているものの材質なんて気にもしないわけです。
知らなくても生きていけますが、知ると知識量が増えます。増えた知識量から、また新しい発見をすることが可能になります。
仲間を集めてみよう
いくつものアイテムを調べていくと、関連性を見つけることがあります。メーカーが同じ、材質が同じ、お店が同じ、機能が同じ、中の部品が同じ、などなど。
この関連性は非常に重要な考え方になります。
昔、幼稚園の時に「この中で同じものを探しましょう」と言われて、包丁の仲間は、まな板と、冷蔵庫と、魚と、スプーン…とかやったと思います。『料理・食事』カテゴリに含まれるものを集める作業ですね。
この作業ができるようになると、思考がラクになります。「これとこれは同じ」とまとめることで考える量が減ります。
部屋の片付けにも応用できますね。カテゴリ別にまとめて収納しておくと「あれはどこにあるんだっけ?」が無くなります。ビジネスに使うもの、遊びに使うもの、洗濯、料理、ダイエット…と分けておくと、その場所を調べると出てきますね。
情報をカテゴライズする習慣
今回の練習は、その辺にあるものでやっていますが、世界全体にも使ってみてください。
政治、経済、芸術、音楽、医療、農業、人間…という大まかなことも細かい情報を調べた上で関連性を見つけていくと、頭の中で情報が整理できるようになります。
最初は「全然分からない」のレベルから「詳しくなってきたかも!」と情報量が増えて嬉しくなってきます。
しかし次の段階で「カオスすぎて分からない」という段階に入っていきます。圧倒的な情報量に飲み込まれて思考が停止してしまうのです。
そうなったら関連性を見て自分なりにまとめてみましょう。カテゴリを大枠でいいので決めてその中に入れてみるのです。この作業は他人がまとめたものを見ても正直良くわからないと思います。自分が手で、頭でやることに意味があると考えています。
すると思考がラクになります。例えば、この材質は熱に弱いからこういう場所では使えない、とか。そう考えると1つ1つの商品の説明を読まなくても、一気に判断ができるようになります。
もしくは「テレビではAさんとBさんは仲が良くて、Cさんとはライバル関係で、Dさんとは過去に遺恨が残っている、とかやってるけど、結局『芸能人』だから、私の人生と何も関係がないじゃん」という結論に至るかもしれません。私なんかはそういう見方でテレビ、芸能関係を見ていますね。
まずは1枚の写真から
ちょっと話が大きくなってきましたが、やることは簡単。見えるものを詳しく調べて、他との関連性を見つけて、種類分け、カテゴライズしていく、です。
ノートに書くといいですが、きれいに書かなくていいです。整った図も書かなくていいです。頭の中でなんとなく「これとこれは同じ」「こういうカテゴリがあって、これはここに入る」と考えられれば大丈夫です。
まずは写真を撮ってみましょう。目で見るよりも写真に撮ったほうがなぜかモノが良く観察できます。
そして、1つ1つを調べてみましょう。
とりあえず1枚。とりあえず10分、から始めると気がラクに始められると思います。
写真1枚に圧倒的な情報が含まれていて、それに気が付かずに生きていた、という不思議な体験をしておいてください。
それがあなたの知識を圧倒的に増やして、世の中を見る目を変えてくれるきっかけになります。
福原気功教室 では『人生を豊かにする知識力』のテーマの元、IQを上げる遠隔気功で働きかけています。情報量の増加、あなたの夢を叶える判断力の向上に役立ちますので、体感しておいてください。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
https://fukukikou.com/monthly/
福原宏志^^
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