福原です、
疲れた人必見!根拠なんていらない、良いことが起きる脳の作り方
9月の福原気功教室 のテーマは、『よろこびの人生』です。
毎日の満員電車、終わりの見えない残業、上司からのプレッシャー…。実はいま、疲れ切っていませんか?
「今日も何かトラブルが起きるんじゃないか」
「どうせうまくいかないだろう」
そんなネガティブな思考が頭をぐるぐると回り、気がつけば一日中どんよりとした気分でいたり…
そんな毎日だと、本当につらいですよね。私もサラリーマン時代はずっと落ち込んでいたので笑、よく分かります。
実は、この状況を変える方法があります。それには、特別な才能も、大きな努力も必要ありません。必要なのは、たった5分間の「脳内イメージ習慣」だけです。
今回は、忙しくても無理なく続けられる、ポジティブなイメージ力を育てる方法をお伝えします。「これから良いことが起きる」と思う力をつけて、人生を明るい方向に変えていきましょう。
今回の話を聞くと、毎日リラックスした気持ちで、「これから楽しくなる」と前向きな気持ちになれます。お楽しみに。
なぜネガティブ思考から抜け出せないのか?
「なんで自分はいつもマイナスのことばかり考えてしまうんだろう…」そんな風に自分を責めていませんか?
実は、これはあなたのせいではありません。現代に生きる私たちの脳は、いつも「危険を探すレーダー」のように働いているんです。
忙しい現代人の脳は「危険察知モード」で固まっている
ちょっと想像してみてください。朝起きてから夜寝るまで、あなたの脳は次のようにフル回転しています。
朝は遅刻しないか心配し、電車では人混みにストレスを感じ、職場では上司の顔色をうかがい、帰宅後もメールやLINEの返信に追われる…。
このような毎日を送っていると、脳は常に「何か問題が起きないか?」「次は何に気をつけるべきか?」というモードになってしまいます。脳が「危険を見つけることが仕事」だと思い込んだ状態にいるのです。
この状態が続くと、良いことがあっても「きっと後で悪いことが起きる」と考えたり、小さなトラブルを「大きな問題の始まり」だと感じたりしてしまいます。
気が休まることがないですよね。それは疲れるはずです。
「悪いことばかり考える」のは脳の防御本能
「でも、なんで脳はそんなことをするの?」と思いますよね。
実は、これは太古の昔から人間に備わっている「生き残るための機能」なんです。
昔々、人間がまだ野生動物と戦って生きていた時代、「危険を素早く察知する」ことは生死を分ける重要な能力でした。ライオンやトラの気配を感じ取れない人は生き残れませんでしたからね。
なので、私たちの脳は今でも「悪いことを先に見つける」ように設計されています。
でも現代では、ライオンに襲われる心配はありませんよね?なのに脳は昔と同じように働き続けているので、必要以上にネガティブなことを考えてしまうんです。
つまり、あなたが暗いことを考えがちなのは、脳が「あなたを守ろう」として頑張っている証拠です。決してあなたの性格が暗いわけではありません。
脳は「イメージ」と「現実」を区別できない!
「そんなこと言われても、だからどうしろと?」そう思うかもしれませんね。
でも、ここからが面白いところなんです。実は、脳には驚くべき性質があります。それは「想像していることと、実際に起きていることの区別がつかない」ということ。
アスリートも実践する「メンタルイメージトレーニング」の科学
オリンピック選手や一流のスポーツ選手が、試合前に目を閉じて何かをイメージしている姿を見たことはありませんか?
あれは「メンタルイメージトレーニング」と呼ばれる方法で、頭の中で成功している場面を繰り返しイメージすることで、実際のパフォーマンスを向上させる技術です。
面白い実験があります。バスケットボールのフリースローの練習を3つのグループに分けて行いました。
- グループA:毎日実際にフリースローを練習
- グループB:何も練習しない
- グループC:頭の中でフリースローが成功するイメージだけを練習
結果はどうなったと思いますか?
なんと、グループCの「イメージだけ」で練習した人たちは、何もしなかったグループBより大幅に上達し、実際に練習したグループAとほぼ同じくらいの効果があったそうです!
これは、脳が「イメージの中でフリースローを成功させること」と「実際にフリースローを成功させること」を、ほとんど同じこととして処理しているからなんです。
たった5分のイメージが脳波を変え、人生を変える
「でも、スポーツと日常生活は違うでしょ?」と思うかもしれませんね。
ところが、この効果は日常生活でも同じように働くんです。
あなたが頭の中で「良いことが起きている場面」をイメージするとき、脳は「実際に良いことが起きている」と判断します。すると、脳波が変化し、リラックスした状態になったり、前向きな気持ちになったりします。
これが積み重なると、あなたの考え方や感じ方の「基本設定」が変わっていきます。今まで「きっと悪いことが起きる」と考えていた脳が、「きっと良いことが起きる」と考えるように変化していくんです。
頭の中で考えているだけで現実が変わっていくとしたら、あなたはやってみたいですか?
忙しいサラリーマンでも続けられる!超簡単ポジティブイメージ練習法
「理屈は分かったけど、忙しくて時間がないよ…」という声が聞こえてきそうですね。
大丈夫です。この方法は、新しい時間を作る必要がありません。あなたが普段している行動の中に、さりげなく取り入れることができます。
朝の通勤時間を活用「電車deイメージトレーニング」
毎朝の通勤電車、今は何をして過ごしていますか?スマホを見たり、うとうとしたり、今日の仕事のことを心配したり…。
この時間を「ポジティブイメージタイム」に変えてみましょう。
やり方はとても簡単です。
- 電車に乗ったら、目を軽く閉じるか、窓の外をぼんやり見ます
- 深呼吸を3回して、心を落ち着けます
- 今日一日で「こんなことが起きたらいいな」ということを想像します
例えば:
- 上司が機嫌が良くて、「いい仕事だね」と褒めてくれる
- 昼食で好きなお店の美味しいランチを食べている
- 同僚と楽しい会話をしている
- 帰りの電車で座れて、リラックスして帰宅する
- 家族が笑顔で迎えてくれる
どんな小さなことでも構いません。「そんなうまくいくわけない」と思わずに、まるで映画を見るように、頭の中でその場面をイメージしてみてください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、3日も続ければ慣れてきます。そして1週間後には、「あれ、なんだか気持ちが軽くなったかも」と感じるはずです。
寝る前3分「今日の良かったこと + 明日の期待イメージ」
夜、ベッドに入ってから眠りにつくまでの時間も、絶好のチャンスです。
この時間は、一日を振り返って「良かったこと」を思い出し、明日への期待をイメージする時間にしましょう。
手順はこうです:
1.布団に入ったら、ゆっくりと深呼吸をします
2.今日一日の中で「良かったこと」を3つ思い出します(どんな小さなことでもOK)
- 朝のコーヒーが美味しかった
- 電車で席に座れた
- コンビニの店員さんが笑顔だった
3. 明日の楽しみを1つイメージします
- 明日の昼休みに散歩をして気分転換する
- 帰りに好きなお菓子を買って帰る
- 週末の予定を考える
「そんな小さなことでいいの?」と思うかもしれませんが、それでいいんです。小さな良いことを積み重ねることで、脳は「毎日にはたくさんの良いことがある」ということを学習していきます。
そして、明日への小さな期待を持って眠りにつくことで、朝起きたときの気持ちも変わってきます。「今日は何が起きるかな」という前向きな気持ちで一日をスタートできるようになります。
「根拠なんてなくていい」が人生を変える理由
でもこう思うかもしれません。
「でも、根拠もないのに『良いことが起きる』なんて思っていいの?現実逃避じゃないの?」と。
真面目で責任感の強い人なら、そう思うのは自然なことです。
でも、実は「根拠のない確信」こそが、人生を変える最も強力な力なんです。
成功者が実践している「先に喜ぶ」習慣
世の中で成功している人たち、幸せそうに生きている人たちには、一つの共通点があります。
それは「まだ起きていないことを、まるでもう起きたかのように喜ぶ」能力です。
例えば、新しい事業を始める経営者は、「うまくいく」という確信を持っています。もちろん、100%成功する保証なんてありません。でも、その「根拠のない確信」があるからこそ、困難があっても前進し続けることができるんです。
恋愛でも同じです。「この人と付き合えるかも」「きっと楽しい関係になる」と期待するから、勇気を出してアプローチできます。「どうせ振られる」と思っていたら、最初から行動しませんよね。
「根拠のない確信」は現実逃避ではありません。むしろ、望む現実を作り出すための「燃料」なんです。
考えてみてください。あなたが今まで達成したことの中で、最初から100%うまくいく確信があったものはあったでしょうか?きっと、ないはずです。
でも、「なんとなくうまくいきそう」「やってみたい」という気持ちがあったから、一歩踏み出せたんじゃないでしょうか。
「根拠なんてなくていい」というのは、そういう意味なんです。完璧な計画や確実な保証なんてなくても、「きっと良いことが起きる」と思う心が、実際に良いことを引き寄せる力を持っているんです。
あなたも安心して「根拠のない期待」を持ってみましょう。人生をより豊かにするための、とても大切な能力になります。
まとめ:あなたの新しい人生は、今日から始まります
疲れ切ったあなたの心を癒し、人生を明るい方向に変える方法は、意外にもシンプルです。
大切なポイントを確認しましょう:
- 脳は「イメージ」を現実と同じように処理します
- 1日5分のポジティブイメージ練習で、脳の回路が変わっていきます
- 根拠がなくても「良いことが起きる」と思う力が、人生を変える原動力になります
- 通勤時間や寝る前など、今ある時間を活用すれば無理なく続けられます
大切なのは完璧を求めず、小さく始めることです。今日からでも、明日の朝の電車などで、良いイメージを持つ習慣を始めましょう。
「私にもできるかも」そう思えたなら、もうあなたの変化は始まっています。
毎朝「今日は何か良いことが起きそう」と思えるようになったとき、毎晩「今日も良い一日だった」と感じられるようになったとき、あなたの人生は確実に変わっています。
そして、ちょっとでもやる気が出てきたら、やりたかったことへの第一歩を踏み出しましょう。
あなたなら、きっとできます!
でも、もしかしたら「一人で続けられるか不安…」「もっと効果的な方法を知りたい」と思っているかもしれませんね。
実は、このポジティブイメージ法をさらに効果的に、そして継続的に実践できる方法があります。それが「ストレスリセット気功」です。
ストレスで固まった心と身体を同時にゆるめ、自然とポジティブなエネルギーが湧いてくる状態を作ります。忙しいサラリーマンのために開発された、1回15分でできる実践的なプログラムです。
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福原宏志^^
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