「できない私」を受け入れて、本当の喜びを見つける

気功

福原です、

完璧主義者は孤独になる

前回は、「自分はつまらない人間だ」と思うという話をしましたね。

行動を起こすための一つのテクニックでした。

今回はその続きです。

完璧主義で、なんでもちゃんとやらないといけない、と思うと、私たちは「失敗してはいけない」と思って行動が取れなくなります。

では、完璧主義の理想が叶って、なんでも完璧にできたとしたら、どうなるのでしょうか?

面白くない人になります。

なんでもできる人は、ロボットのようで人間味がありません。仕事では役に立つのかもしれませんが、実際にいると面白みがなく怖さすら感じるかもしれません。

そうなると、コミュニケーションの問題が発生します。完璧すぎて話せない、相談ができないということが起きてきます。

周囲の人からすると「すごすぎて近寄りがたい」「なんか怒られそう」「話しにくいので仕事が進まない」なんてことになります。

当の本人からすると 「誰も話してこない」と孤立感を感じるかもしれません

完璧主義者の理想が叶ったとしても、おかしなことになるのです。

気持ちにカウンターを当てておこう

私たちはロボットではありません。人間なのでできないこともあれば、おかしなこともします。それゆえに人間らしさを感じるのです。

なので、あなた自身にうまくいかないことが起きるのを認めてあげてください

なんでも完璧にやろうとする気持ちの向こうに、どんな現実が待っているかを予測しておきましょう。多分冷たい印象を周囲に与えて孤独を感じることになります。

それは理想の状況ですか?と自問自答しておいて、完璧主義を手放しておきましょう。いいことが起きないからです。

そしてあえてカウンターとして、逆方向のテクニックとして 「自分はつまらない人間だ」と思うことをしてみましょう。一種の荒療治ですね。

完璧であろうとした自分に、つまらないんだ、と思わせることでショックを与えましょう。「あれ?一体どっちが正しいんだ?」と混乱させておきましょう。

あなたらしさ、に近づいていこう

最終的に選んで欲しい状態は『あなたらしさ』です

周囲の期待に応えようと真面目に努力してきた過去は認めつつ「で、どうなりたいんだっけ?」と自分がどうあったら『自分らしい』のかを思い出しておいてください。

『自分らしさ』はもしかしたら今のあなたの行動、考え方からはほど遠いものかもしれません。真面目キャラを演じていたのに、適当キャラがいい、と思っても急変するのは無理かもしれません。

それでいいです。その混乱を受け入れましょう。混乱しながら「あれ?今の私は実は私らしくない…?」と考えてみましょう。いろいろ思考することで本来あるべき自分に近づいていけます。

福原気功教室 の5月のテーマは『想像を現実に変える』です。

そもそもの理想の『想像』の部分が、自分にあったものなのかも確認し直しておきましょう。

あなたの夢は、次のようになっていませんか?

  • 他人から与えられた夢じゃないか?
  • 誰か他の人を喜ばせるために選んでいないか?
  • 他の人に勝つためにやっていないか?
  • 何かから逃げるためになっていないか?

・・・

叶ったイメージをした時に、自分の感情を確認しておきましょう。

叶ってうれしいな、と感じるものにしておいてください。

まずは緩めておきましょう

「ちゃんとやりなさい」「早くやりなさい」「失敗してはいけません」と教わった結果として、変に完璧主義にとらわれているなら、 「自分はつまらない人間だ」と思うことで思い込みから抜け出しておいてください。

もちろん完璧を求めても良いです。しかし求めすぎて動けないなら、気持ちを緩めるほうも試しておいてください。

体を緩めて、気持ちを緩めて、本当にやりたいことを想像しながら、リラックスしておきましょう。

それが夢が叶うために必要なことです。

福原気功教室 では、あなたの夢を叶えるために体と心のリラックスに働きかけていきます。

最近体調を崩している人がちらほらいるようなので、回復系の気功技術も混ぜて使っていきます

夢の達成のための体力づくり、健康維持にも気功を活用してみてください。

福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
https://fukukikou.com/monthly/

福原宏志^^

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