福原です、
親との意見の違いにストレスまみれ
今日はちょっとだけ深刻なお話をします。
と言っても、あなたに役立つ話をしますので、安心して聞いていてください。
あなたは今、人生の岐路に立っていませんか?
将来のことで悩み、親からは「これをしろ」と言われ、友人からは「あれがいい」と言われて、テレビからは「こんな問題がある」と脅され、心の中がごちゃごちゃしていませんか?
例えば、東京で役者になるべきか、地元で銀行員になるべきか、と悩む人もいますね。親が応援してくれれば良いのですが、意見が違うとストレスはとても大きなものになります。
私も20代の頃、そんな経験がありました。家を出たい私と、家に居て欲しい親との意見の違いに、私は途方に暮れていました。
あなたにも親や周囲の人との意見の違いに困ったことがあるでしょう。
今回は、その問題を解決する方法の1つを提案していきます。悩みがあっても大丈夫なので、最後まで聞いてみてください。
さて、今回は話を分かりやすくするために、
- 東京に出て役者になりたい子供
- それに反対して地元に残って地元で銀行員になって欲しい親
という具体的な例を元に話をしていきます。
役者になれば好きなことが仕事にできて創造的な人生を送れるでしょう。けれども不安定で、親孝行もできないかもしれません。
一方、地元で銀行員なら安定した収入と人生が待っています。でも、事務的な仕事に嫌気が出るかもしまうかもしれません。夢をあきらめた自分への後悔もあるでしょう。
どうしたらいいのか、全くわかりません。目の前が真っ暗になり、ストレスもあるでしょう。そんな時に、どのようにすればいいかを話していきます。
今回はこれからやるべきことに悩むストレスから抜け出す秘訣をお伝えします。
シンプルに言えば、視野を広げ、新しい可能性を見出す方法です。
これを実践すれば、あなたも今の迷いから解放され、前に進む力が湧いてくるはずです。
きっと、今までとは違う視点が開けるはずです。それでは、具体的な方法を説明していきましょう。
状況
さて、例として使う問題の状況を整理しておきます。
- 進路選択で悩んでいる(東京で役者になるか、地元で銀行員になるか)
- 両親の意見が対立しており、どちらを選ぶべきか迷っている
です。あなたの似たような状況に置き換えてもらってもよいです。
例えば、
- 会社をやめるべきか続けるべきか
- 今の商品を売るべきか、新商品を開発すべきか
- 今の趣味を続けるべきか、辞めて働く時間を増やすべきか
などなど。いろいろ悩む場面はあると思います。
問題点
ここで、問題となっていることを整理してみます。
- 片方の意見を重要視しがち
- 視野が狭く、他の選択肢を考えられない
- 短期的な解決を求めてしまう
です。
- 片方の意見を重要視しがち
「なんで反対するの!」「私がやりたいんだからいいでしょ!」と思うと相手の意見が見えなくなります。
せっかく他の人が良いことを伝えてくれていても、耳に入らなくなります。
自分の意見が大事なのは分かりますが、あまりにその思いが強すぎると、周囲とのトラブルが生まれてきます。
- 視野が狭く、他の選択肢を考えられない
「絶対これの方がいい」という思いが強すぎると、別の意見が見えなくなります。
冷静に見ると役立つ情報があるのに、それが見つけられなくなり、自分が損をすることにも繋がります。
- 短期的な解決を求めてしまう
問題がある時に、早く解決しようとして、目の前のものに飛びついてしまうことがあります。
ちょっと考えれば見破れるような怪しい話に飛びつくかもしれません。そして後になって「なんでちゃんと考えておかなかったんだろう」と後悔するのです。
解決策
この問題を解決していきましょう。ポイントは『視野を広く持つ』ことです。
あなたが今思っている「これが正解」「これでいい」と思っていることとは別の、他の可能性を見るアプローチをしていきましょう。
本質的なことを言ってしまえば、今持っている情報しかないので問題が発生してしまっています。「もう少し視野を広げて情報を増やしていけば、上手な解決方法が見えてくるかもしれない」そう思いながら解決に取り組んでみてください。
いくつか解決できそうな手法を紹介します。
1.受け入れる
選択肢がAかBかあって、自分はAだと思っている時に「Bかもしれない」と思ってみましょう。
上の例では、
- 両親の意見を受け入れる
こともしてみましょう。
地元に残って何かいいことは無いか?
銀行員はともかく、安定した職種にまずつくことが重要なのではないか?
と思考の幅を広げてみましょう。
もちろん親以外の人の話も受け入れてみましょう。役者の先輩の話や、ぜんぜん違う世界の成功者の話も取り入れると、人生の上手な生き方が見えてくるかもしれません。
この時のポイントは、
- 混乱や新しい発見も受け入れる
です。
新しい情報に触れると必ず混乱します。自分の今の考えからは受け入れられないことも出てくるでしょう。
それも一回は「そういうものなのかなぁ」と受け入れてみることです。それでも受け入れられないならそれもOKです。
「混乱することは良いこと。新しいことを学んでいる証拠」と思っておくと混乱することが悩みではなく、自分の成長につながってきます。
2.シミュレートする
自分がこれからしたいことや、それとは違う意見を頭の中でシミュレートしてみましょう。
上の例だと、地元にいる自分、や、東京にいる自分、を脳内で想像してみましょう。
やってみると「これいいな!」と思うことと同時に「あれ?これはちょっとイヤかもしれない」と思うことも出てきます。
想像と現実は違うことが多いですね。良い方に違えば「ラッキー!」ですが、嫌なことが起きたら「よく考えとけばよかったな」と思うことでしょう。
人生レベルで悩むことなら、先回りして問題を分かっておいたほうがいいこともあります。起きることが分かっていれば、知っている人にあらかじめ聞いておくことで問題を先に起きなくすることもできるでしょう。
脳内のシミュレーションは思っているほどできていないことが多いので、あなたがやりたいことをやってみたらどうなるのか?相手の言っている世界を生きてみたらどうなるのか? を、遊びと思って、楽しみながら想像してみてください。
ここでも混乱を受け入れましょう。新しい発見をして戸惑ったら「ラッキー!学べた」と思っておきましょう。
3.視野を広げる
AかBかの選択肢があった場合に「AとB」もしくは「AでもBでもないC」を考えてみましょう。
例えば、
- 地元に残って銀行員(安定した職に就職)
- 東京に出て役者
を組み合わせて、
- 地元で働きながら休日に役者の勉強
- 東京で就職しながら休日に役者の勉強
という選択肢も作ってみましょう。で、その世界を脳内でシミュレートしてみましょう。
「やりたいことをやりましょう」「夢をあきらめないようにしましょう」と言うのは簡単ですが、実際に何が自分のやりたいことなのか、事前にシミュレートしている人は少ないです。
いろんな可能性を頭の中で考えておいて 「これはいいな」「これはイヤだな」を自分で確認してみてください。
Aだけを考えるのではなく、B、A寄りのB、B寄りのA、も考えておきましょう。
全然違う「AでもBでもないC」も考えておきましょう。
- 地元で役者を目指す人向けのボイススクールを開く
- 役者を応援する会員サイトを主催する
- プロの役者に特化したサービスを提供する
など、役者という場所に片足を起きながら、その周りに仕事はないかな?と考えるのもアリです。
金鉱や銀鉱の鉱夫たち向けの作業服を作って大きな利益を出したジーンズメーカーのリーバイスの例もありますね。
目指す分野の周囲にどういう仕事があるかを見ると、新しい発見はたくさんあります。
4.整理する
考えすぎて混乱する場合は、紙に書きながら考えましょう。
その時に書くのは、きれいな文章である必要はありません。
- 🏢(会社) <– 🙎<往復> –> 🏚(家)
みたいな適当な絵と線でもいいです。もっと汚くても自分が分かれば良いです。
紙に書くメリットは、空白にあります。
空いてる空間に「ここに描くとしたら何かないかな?」と思いながら適当に書き足していきましょう。
上の絵でも、会社から適当に線を伸ばしてどこか行ける場所は無いか思いついてみましょう。
- 🏢(会社)
- –> 役者のスクール
- –> 劇場
とか適当に書きながら「会社帰りにスクールに通えるかなぁ?」とかいろいろ考えてみましょう。
「それいいね!」になるか「無理だろ」になるかは、ケースバイケースです。「正解を書こう」と思わず「適当でいいから書いてみよう」と思うのがコツです。
そして、書いたことを自分で否定しないようにしましょう。しょうもない思いつきから素晴らしいアイデアにつながることは良くあります。
5.第三の選択肢
そして最後に大事なことです。
いろいろ考えていった結果として、全然違うことを思いついたら、それも選択肢として採用しましょう。
「役者になろうと思ってたけど、、やっぱり海外で勉強したい!」と思ったら、それでOKです。
周囲の人は「なんじゃそりゃ!」と思うでしょうが、関係ありません。考えなんてクルクル変わって当然です。
大事なことは、今の自分の思考を元にして、視野を広げてものを見ることです。
なのであえて違う考えを取り入れてみたり、アイデアを組み合わせてみたりするのです。
最初にも書きましたが、今持っている情報しかないので問題が発生してしまっています。
「役者になりたいけど…困ったなぁ」の根本的な原因は、もしかしたら「実は役者になりたいわけじゃなかった」かもしれません。
他にやりたいことがあるのに、それを隠して、または気づかず、別のことをやろうとしていたので踏ん切りが付かなかった可能性もあります。やりたくないことはやろうとしないので、当然のことですね。
なので、いろいろ可能性を見ておきましょう。こういう思考に少し時間をかけることです。
悩みがあるときは、その苦しみから早く逃れたいために、手短に済ませようとします。でもある程度時間をかけないと良い解決策には出会えませんね。
悩むことに時間がかかることを受け入れてみましょう。世の中的には、今すぐ解決して今すぐできるだけ大きな結果を残せ、と急かされているかもしれません。親や会社のプレッシャーを受けたり、友人のSNSで見せてくる優雅な生活に焦るかもしれません。
しかし、人生は自分のものであり、他人は関係ありません。とは言え、他人の意見が全く役に立たないわけでもないので、自分の視野を広げるためのネタとして活用させてもらいましょう。
優雅な生活を送る人たちの情報も、嫉妬の対象としてではなく「私がその生活をしたらどう思うのだろうか?」というシミュレーションの元ネタとして使いましょう。
やってみると意外と「こんな生活面倒くさいわ!」と思うかもしれません。私もかつて大きな企業の社長に憧れていたこともありますが、冷静に考えてみると面倒さが先立ちます。株式投資で利益を出す生活も勉強したことがありますが、やってみると株価の上下に惑わされ気持ちが落ち着かずストレスに困る日々になりました。
一時的に憧れたとしても、それが仮に叶っても「あれ?こんなはずじゃなかった」と逆に悩むかもしれません。
なので、あれこれ考えたり、できるなら実際に体験してみて、その夢の世界、憧れの世界を事前に体感しておきましょう。
そうすることで、望まない世界で頑張るリスクを逃れられると同時に、本当にやりたいことが見つけやすくなってきます。
まとめ
これまでの話をまとめておきますね。
- 焦らない。すぐ結果を出そうとしない
- 多角的に状況を見て、新しい道を探す
です。
「AかBか?絶対Aだ!」の思考から抜け出すことで、一気に視野が広がってきます。
他の誰かから偉そうに「うまく行ってないんだから、相手の話も聞きましょう」とか言われるとイラッとする人もいるでしょう。私も「は?私の考えが違うとでも?」とムッとくるかもしれません笑。
なので自分の方から「今トラブってるってことは、なにか分かってないことがあるはずだから、それが何かを見に行ってみよう」と思ってみて、楽しみながら他の意見、他の情報も見てみてください。
いろいろ話しましたが、まずは「視野を広げると、意外に近い場所にいい解決策があるかもしれない」と思って、今のあなたの持っている意見とはちょっと違う話を受け入れてみましょう。
「地元で銀行!それ以外はダメ」と叫ぶ親の意見の「地元」だけ取り入れてみる。「安定した職種」だけ取り入れてみる、でもOKです。
親にいらつくなら、紙に書きながら考えましょう。ぐちゃぐちゃ書くのがポイントです。
とりあえず1枚適当な紙を目の前に置いて、真ん中に「🙎(私)」を書いて、思いつくままに書き出しましょう!
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福原宏志^^
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