ゴールを目指す人にお勧めする本があります

気功

福原です、

自分で自分を助ける本

いま、自助論という本を読んでいます。

自助論:https://amzn.to/3IAUvSG

古典と言われる古い本です。長い時間を読みつがれてきたものには本質的に役立つもの多いですね。

時代は変わっても変わらない、重要なことが書いてあると思いつつ、古い書籍に目を通すのはオススメです。

今回は、自助論から、福原気功教室の3月のテーマ『初心者のためのゴール設定』に関係する部分をお伝えしていきます。

本書の最初の方の文章を紹介します。とりあえず一回読んでみてください。

割と難しい文面なので、ゆっくり読んでみてください。


「天は自ら助くる者を助く」

この格言は、幾多の試練を経て現代にまで語り継がれてきた。その短い言葉には、人間の数限りない経験から導き出された一つの真理がはっきりと示されている。自助の精神は、人間が真の成長を遂げるための礎いしずえである。自助の精神が多くの人々の生活に根づくなら、それは活力にあふれた強い国家を築く原動力ともなるだろう。

外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし、元気づける。その人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても、相手はかえって自立の気持ちを失い、その必要性をも忘れるだろう。保護や抑制も、度が過ぎると役に立たない無力な人間を生み出すのがオチである。


ちょっと読書について話します

自助、原文だとself-helpですね。自分で自分を助ける。そのことはどういうことなのか?を考えるためのネタとして文章を利用しましょう。

読書は著者との対話です。そこに居ない相手との会話を、文章を通じて行い、相手の伝えたいことを理解しつつ、自分はどう考えてどう行動するのか、を決めていく作業です。

読んですぐに「あー分かった」と思うのは、おそらく、相手の言いたいことは理解できていません。自分の中にすでにある意見と同じ部分を見つけたにすぎません。

読書で役立つ瞬間は「これはどういう意味だ?」「この人は何を言っているのか分からない」と思ったときです。それは自分がいま知らない知識や経験に出会った瞬間でもあります。

共感できる本はダメな本?

知っていることだけを読んでいても意味がありません。「うさぎの耳は長い」「象の鼻は長い」「ヘビは細長い」という文章を読んでも「知ってるよ」で終わりです。知らないことを目にして初めて学びになります。

そうじゃない本もあります。読者の共感できることをひたすら書き連ねて「あーそうだよね」「わかるわかる」「あーそういう人ってダメだよねー」という感想を引き出す本です。こういう本は人気が出ます。売れます。出版社もこういう本を作ろうとします。しかし、共感できるということは、知っているということです。知っていることしか書いていないので残念ながら学びになりません。

読んでいて気分がいいのでまた読みたくなって、続編も売れるでしょう。出版社も売上につながるので共感を呼ぶ本を作ります。しかし、読み手である私たちに本当に意味があるのかは、目的にもよります。

読んでいて気分が良くなりたいならよいですが、新しい知識に出会って自分を変化させたいのであれば、時間つぶしにしかならない可能性があります。

本を読んでお勉強したい、と思うのであれば、そのへんを考えて、ちょっと難しいな、と思うレベルの本を手に取ることをオススメします。

もちろん「あーわかるわかる」と思える本を読んでもいいです。何を目的にしているかはあなたで決めてみてください。

イヤだけどやめられないのはキツイですよね

本の読み方は置いといて、自助論です。

この文章は、自分の道は自分で選びましょうね。他人に任せるとあなたが弱い人になってしまいますよ、ということです。

私たちはラクをしたいです。誰かに決めてもらうことはラクできます。あなたはこれだけやっていればいいんですよ、と決めてもらうと、決断する、という大きな作業をやらなくて済みます。

しかしそれでは弱い人になるだけです。弱い人のままでは決められません。何が決められないかというと「やりたいことがあるからそれをやろう」とやることが決められません。

実際、本当はイヤなことをずっとやっている、そして、本当はやりたいことがある、でも辞められない、という人はかなり多いです。こんな仕事辞めてやる、と愚痴りながらずっと働いている人も周囲に多いと思います。

自分で決めればいい

では、どうすれば人は強くなるのでしょうか。どうしたら幸せになれるのでしょうか。

答えは簡単。自分が進む道を自分で決めて進めばよいです。他人に決めさせようとするから迷います。自分で決めれば迷いません。うまくいかないことはあるでしょうが、決めた方向に進もうとはするはずです。

これはつまり、ゴール設定ですね。ゴールは自分で決めるものです。そして自分の選択でそこに向かって進んでいく。これだけです。

ゴール、と言うとなぜかお金持ちを想像する人がいますが、別のものでもいいです。お金だけが成功ではありません。

美肌になりたい、シミを消したい、スベスベさらさらにしたいも、あなたが望むのであればゴールです。実際、そのゴールを設定すると、ありとあらゆる肌に関する情報が入ってくるでしょう。肌へのアプローチだけでは足りなくて、胃や腸といった内臓の話や食べ物の話も入ってくるでしょう。

ゴールを決めれば手に入る

必要なものは手に入ります。あなたが望んだものは目に飛び込んできます。あとは手に入るようにあなたが努力、工夫、行動、お願い、、と達成できるようになんでもやればいいだけです。

そしてこの作業は楽しいです。楽しいのはニコニコ笑えることだけではありません。苦労や苦悩、ストレスを強烈に感じることもあるでしょう。しかしその苦労はゴールが達成された時点から振り返れば「やってよかった」「あの時代があったから今の成功した自分がある」と思えるでしょう。

受験に合格したことがあるなら分かるでしょう。合格した瞬間にそれまでの勉強時間はすべて報われます。「勉強してよかった、やらなかったらどうなってたことか」と心をなでおろしますね。

ゴールを目指す人にとっては、一見苦しいことに見える行為もすべて楽しいことに含まれます。その瞬間は苦しみであっても、ゴールを達成してしまえば、やってよかった、と思えるからです。ゴール達成の瞬間から見ると、過去の苦しみはすべて「やってよかった」に変わります。

自分で決めると強く楽になれる

人生を楽しむことは、他人に選択をゆだねないことです。選択を他人にまかせて指示に従おうと思った瞬間から奴隷のような生活になります。どうするかを決めないことで一瞬はラクできますが、そのあとはひたすら「なぜこんなことをしないといけないのか」と苦しみが続きます。

自分でやることを決めるのは、人によっては大変なことです。いまやっていることを手放す必要があるかもしれません。未来の不安定さに恐怖して一歩が踏みさせないかもしれません。

しかし一度決めてしまうと、あとはゴールを目指すだけになります。目の前に出てくる問題も、どう解決するかに集中してしまえば、割となんとでもなります。

ゴールに向かう解決策を自分で見つけたり、協力者が出てきたりもします。そういう何かを乗り越えるという経験の積み重ねが、さらにあなたを強くしてくれます。

ゴールを決めるとラクになり始める

強くなったあなたは、自分が何をやるかを決めるのが簡単になってきます。過去の経験から、これから起きる問題も「まぁ乗り越えられるでしょう」と思えてくるからです。楽観視できるのです。経験が多い人ほど有利になります。

なので、さっさとやりたいことを「やる」と決めて始めることです。大きなことでなくてもいいです。肌を良くしたい、だから肌に関する本を読もう、それだけでも決めたことになります。

決断の数を増やしましょう。週末に遊びに行く場所、読む本、見るビデオ、話す内容、返す言葉。それらを自分で決めていきましょう。「あの人になんて言われるだろうか」を考えるよりも「自分はどうしたいのか」で決めましょう。

その「やる」の繰り返しがあなたを強くします。誰かに頼ると弱くなります。どちらの人生を選ぶかはあなたの選択ですが、たぶん、今の生活の中で他人に頼ることで苦しむ経験はしているでしょう。そちらではない道を選ぶのはいまこの瞬間にできるはずです。

やりたいことをやりたい人へ

福原気功教室では、あなたが自分の進む道を自分で選ぶのを応援します。ただ応援するだけではなく、気功の力を使って、あなたの決断、行動の背中を押していきます。

ゴール設定、ゴール達成の詳しい方法もコンテンツ内で伝えていきます。いまはまだやり方は分からなくて大丈夫です。

やりたいことがあるのにできない、そもそもやりたいことってなんだったっけ、という人も安心してください。あなたがやりたいことを達成できるように私が手助けしていきます。

いまの生活はイヤだ、と思っている人。これからもっといい生活をしたい、と思っている人。ぜひ福原気功教室に参加しておいてください。一緒に楽しい、やりがいのある人生を目指していきましょう。

福原気功教室はこちらからご参加いただけます。

福原宏志^^

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