福原です、
呼吸に意識を向けてみよう
5月の福原気功教室 のテーマは『呼吸&行動力UP』です。
今回は、呼吸に意識を向ける意味をちょっと考えてみます。
呼吸は、放っておいても勝手にしてくれますね。なのでわざわざ呼吸を意識しなくても良いものです。
しかし、呼吸を意識することで生まれるメリットもあります。
私たちの体はほとんど無意識で動いています。
心臓、肺、胃や腸なども勝手に動いていますね。ご飯を食べたあとに「よし、胃を動かすぞ」と思わなくても自動的に消化、吸収の働きをしてくれます。
無意識で働いてくれるのは良いことなのですが、全部が無意識で動くのも困ります。
なぜなら、あなたがこうして私の話を聞いているのは『今の何かを良い状態に変えたい』からですよね。
もっと体が丈夫になりたい、とか、頭をはっきりさせたい、とか、モテたいとか稼ぎたいとか。
そのためには、今のままの状態が続くのは良くないですよね。心なり体なりの変化がほしいのだと思います。
なぜか変化することを嫌う人間
しかし私たちの体は変化を嫌います。これまで動いてきたのと同じになるように、無意識で活動しています。
もし心や体に変化が起きてしまったら、もとに戻るように無意識で調整します。仮にそれが、あなたにとって良い変化でもです。そのくらい、私たちは無意識の働きで変化しないように作られています。
このままだと良い変化が起こせないので、困りますね。そこで変化を起こすためのテクニックが必要になってきます。
変化を起こすテクニックのうちの一つが呼吸です。
胃や腸は自分の意志で動かすことは難しいですが、呼吸は簡単にコントロールできます。
早さも調整できますし、吸い込む深さも調整できますね。止めることもできます。
呼吸をコントロールすることで、気持ちの変化も起こすことができます。
実際に、ゆっくりと呼吸を続けていると、気分が落ち着いてきます。逆に、ちょっとだけ速くすると気持ちが上がってくるかもしれません。
呼吸をコントロールして気分を変えられることが分かったところで、ちょっと意識してみて欲しいのは、実は、私たちは自分の意志で体も心もコントロールできる、という事実です。
感情はコントロールできる
私は過去に、自分の気持ちは勝手に変わるもの、だと思っていました。その時の気分は、その時に決まる、自分ではどうすることもできない、と感じていました。
怒っているのは誰か他の人のせい。もしくは自分がふがいないから。
楽しくなるには他の人に面白いことをしてもらうしかない。だから、面白くないときは、テレビのチャンネルを変えて面白い番組を探す、という感覚でした。
しかし、自分でコントロールできる、という感覚を得てからは、気持ち的にかなりラクになってきました。
怒っていても、落ち着けることができる。つまらなく感じているときは、自分の中から楽しさ、面白さを引き出せばいい。そう思えるようになってからは、周囲の人への怒りや理不尽な期待がなくなって、自分から人間関係のトラブルを作ることが減ってきました。
その『自分で自分をコントロールできる』を簡単に体感で分かるきっかけになるのが呼吸です。実際に呼吸の速度を変えたり、呼吸の量を変えることで、自分の意思で自分の体と心がコントロールできる、という感覚を味わってみてください。
変化を起こす気功を体感する
気功でも自分に変化が起こせます。気功はシンプルに説明すると、マインドの書き換え、です。
あなたの頭の中にあるこれまでの自分を書き換えて、新しく生まれ変わった良い状態の自分に置き換えていきます。良い状態の自分のイメージが、あなたに新しい行動、新しい考え方ができるように導いてくれます。
福原気功教室 では、遠隔気功を通じて、あなたの望む生活ができる変化を働きかけていきます。5月は特に胸、呼吸器と行動力を強めていきます。春の気候の良いうちに行動したい人はいまのうちに参加しておいてください。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
https://fukukikou.com/monthly/
福原宏志^^
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