福原です、
お金を元にゴールを再考してみる
福原気功教室に参加の方から、お金に関する感想を頂きました。
私からの回答の中に、あなたのゴール設定のヒントになる話がある、と思いましたので、ここでシェアさせていただきます。
回答を載せておきます。
お金で恐怖を作り出す洗脳を受けている
お金に関することは、私たちは強烈にストレスを感じるように教えられています。
『洗脳』と言っていいでしょうね。
なので無くなるところを想像しただけで恐怖を感じてパニックになるのです。
しかし冷静に考えると分かりますが、
無くなるようなお金は元々ないのだと思います。
ご実家が資産家なら無くなるものがあるのかもしれませんが
庶民はなくなったところで、失う額はそもそも少ないです。
それに自分が失うようなことが起きたら
周りも全員失うことになります。
みんなの生活レベルが下がるので、差がなくなって
実際にはそんなにストレスを感じないのが
現実的なところではないかな、と思います。
学生時代にみんなで強制的に合宿に連れて行かれて
山奥でなにもない時間をみんないっしょに過ごしたことがありますが
なにもないことには特にストレスを感じませんでした。
周りの人も同じだからです。
「なにもないね、やることないね、まぁ散歩でもするか」
そんな感じでした。
失ったところを想像してみよう
今の生活から周囲の人達を含めて、何かを失うことが起きたとして、
何が起きるのかを想像してみるといいと思います。
食べるものがなくなることは、ちょっと想像しにくいです。
いくらダメな国家とは言え、国民が全員死んだら
国自体が維持できなくなります。
生活レベルは下がるかもしれませんが、
意外と普通に生きているのではないかと思います。
そういうことを考えながら、冷静さを取り戻しながら、
あきらめて低レベルな生活を受け入れるのではなく、
周囲の人を含めて幸せになれることを考えて
行動していきましょう。
自分、から、相手、そして世界へ
自分の利益のことだけを考えると
失う怖さが強まります。
周囲の人へできることを考え始めると
自分への興味が薄れてきます。
恐怖もおのずと消えていきます。
ゴールは、やりたいこと、でしたね。
望む状況のことです。
そこにはどうやっても周囲の人の幸せが含まれてきます。
一人だけで幸せになるのは無理だからです。
そして現状の外側でしたね。
ひとりふたりの幸せよりも、数千万、数億の幸せもゴールに入れておくとよいです。
世の中の見え方が変わってきます。
恐怖を与える人に負けない
世の中には恐怖で相手の行動を促す人がいます。
自分が受けている恐怖の感情も、もしかしたら
そういう人からの影響かもしれない、と思うと
情報の見え方が変わってくると思います。
なぜそういう情報があるのか
なぜ彼、彼女はそういう情報を出しているのか、を
考えると、目の前の恐怖から学ぶこともあると思います。
まずは恐怖から抜け出しましょう
回答は以上です。
私たちは、得ること、よりも、失うこと、のほうが2倍強く感じると言われています。
特にお金を失うことのストレスは大きいと思います。私も病気で働けず、手元のお金がなくなる経験をしていますが、減っていく過程ではものすごいストレスを感じながら生きていました。消えようとも思ったほどです。
が、なくなればなくなるでなんとかなるものです。というか、その状況を受け入れざるを得ません。ないならしょうがない、なるようになるしかない、と思い始めて逆にラクになったのを覚えています。
あまり良くないセールスを仕掛けてくる会社は、恐怖を与えてモノを買わせようとしてきます。私も以前、車を点検に行っただけなのに「年式が古いからいつ壊れるかわからない」と言われて新車を勧められたことがありました。怒って帰りました笑。
気がつけば怖い話ばかりですよね
また、気がついている人もいると思いますが、国家は国民に恐怖を与えて行動させようとしてきます。国民を守るための国家がそんなことをするのか、と思う人もいるかもしれません。しかし、冷静になってみれば、テレビ、新聞、そして都道府県など公務を行う人たちから出てくる情報も、恐怖にまみれているのに気がつくでしょう。
私たちは、怖い、と思うと思考が止まります。冷静に考えることができなくなってきます。そして目の前にある問題解決策に飛びつきます。これをやったらいいですよ、というものに考えること無く飛びつくのです。
物を買わせる人はそれがよく分かっています。なので最初に恐怖のイメージを与えるのです。そのほうが売り上げが上がるからです。
その仕組みをまずは頭で理解しておきましょう。恐怖は最初に与えられるものだ、と分かっていれば、怖い情報を見ても「あ、来たな」と思えます。
ゴールを設定すると恐怖から抜け出せる
そして、恐怖に負けない方法がゴールを設定しておくことです。ゴールがあれば短絡的な思考をしにくくなります。「これを行うことで私のゴールは達成できるのか?」と考えることで、恐怖から逃げるだけの行為から離れることができます。
恐怖プロモーションによって販売されるものの多くは、おそらく、あなたのゴール達成とは真逆にあるものでしょう。恐怖でモノを売る人は「これをやらないとあなたが損をする」と、あなた個人の損得に訴えかけてきます。みんなのためになる、と言いながら、個人の欲求を強く揺さぶることでモノを売るのです。
ゴールは、あなた一人のためのものがあっても良いのですが、可能な限り、広い範囲の人を幸せにする、役立つものを入れておいてください。単純に多くの人を喜ばせられる、という理由もあります。それだけでなく、広い世界の幸せを先に感じておくことで、個人の損得に訴えかけてくるセールスを見破ることができます。
「それは本当にみんなの役に立つものなのですか?」という問いかけを相手にすることです。恐怖を見せてモノを売る人は、結局の所、販売者だけが得をしようとしています。多くの人の役に立つものなのか?という視点は非常に大事です。
まずはとにかく冷静さを取り戻しましょう
ゴール設定を行うときには、まずは感情的に恐怖を取り除くことを試みてください。気功技術がある人は『浄化』を使うとよいでしょう。なくても体調を整えて考えることは大事です。
そして、ゴールには他人の役に立つことを1つ2つは必ず入れてください。仕事の定義は、他の人の役に立つこと、です。仕事のゴールを考える時は、あなたがやりたい、という理由だけでなく、相手の役に立つゴールイメージを作ることです。
あなたが歌手を仕事に選びたいなら、歌が好きだから歌う、だけにしないことです。それは趣味の世界です。仕事にするなら、あなたの歌を聞いている人、あなたの歌う姿を見る人、あなたが歌を通して伝えたいメッセージを受け取る人が、その人が望むものを手に入れられるようにしてあげることです。
別に笑顔にしなくてもいいです。あなたの歌で相手を恐怖どん底に叩き落してもいいです。遊園地にお化け屋敷があるように、恐怖も一つのエンターテイメントでもあります。歌で喜ばせる、の意味の中に、怖がらせる、もあっても大丈夫です。
恐怖を抜け出しゴールを設定するまとめ
さてまとめましょう。
- 恐怖でモノを売ろうとする人がいる
- 恐怖を感じた場合はまず冷静に。『浄化』を活用
- 誰かを幸せにするゴールを入れよう
- できるだけ数多くの人を幸せにするゴールを入れよう
ゴール設定のヒントにしてください。
ゴールを持って楽しくなろう
福原気功教室では、3月のテーマを『初心者のためのゴール設定』として、あなたのゴール設定、ゴール達成を手助けしています。
やりたいことがあるけど前に進まない、そもそもやりたいことなんてない、人生がむなしい、という人は参加してみてください。楽しくなれますよ。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
福原宏志^^
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