福原です、
自転車、ってどう思います?
ちょっと面白い実験の話をしましょう。
ムラムラする話です。
ある研究所で人が集められました。
“彼ら”には2種類の写真を交互に見せられました。
1つ目の写真は『自転車』です。
そして、もう1つの写真は、
- ムラムラする写真
です。
男の子が好きそうな写真を想像してみてください。
これを何枚も見せられます。
自転車、ムラムラ写真、自転車、ムラムラ写真、自転車、ムラムラ写真…
これで実験終了です。
どうなったと思いますか。
なんと、街に置いてある自転車を見て、ムラムラし始めたのです。
自転車に性的興奮を覚える人間になったのです。ヤバいですよね。
自転車に性的欲求を覚える男性
実は、私たちの脳みそは単純です。
ムラムラしているときにあるものを見ていると、それにムラムラしはじめます。
シンプルに言うと、
- 物(自転車)
- 感情(ムラムラ)
これを同時に発生させると、物と感情が繋がります。
ただの物、に感情を覚えるようになるのです。
教師の口臭が原因で文章が書けなくなる?
実はコレ『イヤなこと』も同じです。
あなたが「これはイヤだな」「これはやりたくないな」と思っていることでも、単純に『やること』と『イヤな感情』が繋がっているだけかもしれません。
例えば、文章を書くのがイヤだ、苦手だ、と思っているとしましょう。
「あの人は、ビジネスをやるなら文章が書けたほうがいいよ、って言ってるけど、私は苦手なんだよなー。だからやりたくないなー」てなやつですね。
でも、よくよく考えてみると、子供の頃に宿題で書いていった読書感想文を先生に「全然ダメ」と怒られたのが原因かもしれません。
- 状況(読書感想文を書く)
- 感情(怒られて悲しい)
この2つが結びついて、書くことにネガティブな感情を想起して、やる気を失っているだけかもしれません。
もしかしたら先生はほめてくれたけど、その先生の口臭が猛烈に臭くて、嫌な思いをしたのかもしれません。
- 状況(読書感想文を書く)
- 感情(先生の口が臭くて死にそう)
これが合体してるかもしれません。文章を書こうとすると苦々しい顔になる原因はこれかもしれませんね。
というのは半分冗談ですが、半分は真面目な話です。
勘違いで嫌いになっててもったいない
私たちの脳は、状況とその時の感情を結びつけます。
- 私はコレをやるのが苦手
- 私はコレが嫌い
と思っていることの中のいくつかは、過去に結びついたイヤな感情のせいかもしれません。
実は、苦手でも嫌いでもない可能性があります。
先生の口がさわやかな香りだったら、文章を書くのが好きになっていたかもしれません笑
まずは、過去の状況、と、その時の感情が結びつくことがあることを、頭で理解しておいてください。
あなたが嫌いなのではなく、あなたの過去の感情が、あなたに「嫌い」と思わせているのかもしれません。
ピアノは好きだけど、ピアノの先生が怖くて練習辞めたからいまは弾けない、みたいなやつですね。
もしそうだとしたら、本当は好きだったり、得意だったりすることを、自分であきらめていることになります。もったいないですよね。
嫌な気持ちを消すテクニック
では、どうすればイヤの記憶を取り除いて、得意だ、好きだ、と思えるようになるでしょうか。
それができるテクニックがあるのですが、ちょっと長くなりましたので、次回お話しますね。お楽しみに。
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福原宏志^^
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