脳内イメージ思考で、他人を圧倒する方法

気功

福原です、

イメージで考えるとラクで早い

9月の福原気功教室 のテーマは『人生を豊かにする知識力』です。

前回、こちらの本を紹介しました。

知識力を上げるために、この本の知識を持っておくと非常にラクになります。

この本で語られていることで、理解しておいてほしいのは、

  • イメージ化

です。

本を読む時に、同時に脳内で読み取ったことをイメージ化する練習をしてみてください。

例えば、

を『花』という文字で見つつも、脳内で花のイメージを作るのです。

もちろん、花にはたくさんの種類がありますので、文脈に合わせた花を選ぶ必要があります。

花などの物理的なものだとイメージが作りやすいですが、そうでないものもあります。

例えば、数学の世界はそうですね。数式という文字はありますが、その向こうにあるのはグラフのような数式から生み出されるものだったりします。複雑な式になると脳内のイメージは3Dがリアルタイムに書き換わる…みたいにもなるのでしょう。

数学者はそういうイメージの世界で思考をしているようです。私はできないので、ようです、としか言えないのですが、紙の上で問題を書きながら解くだけではできない、数学の世界のイメージの中で思考をしているようです。

音楽家も同じですね。音符で考えているのではなく、実際に脳内に音を鳴らしたり、音を視覚化したイメージで思考したりしているはずです。

これは、数学者や音楽家が特殊能力を持っているわけではなく、私たちも同様なことができます。イメージの世界で思考する、という技術が使えます。

実はもう使っているイメージ思考

イメージで思考するメリットは、思考が早い事があげられます。おそらく、あなたも自分が行っている仕事の領域では、イメージで思考をすることもあると思います。

仕事でたまに上の方を見上げながら、指を動かしつつ「あれがこうなってこうすればここにハマって…」などと考えることはありませんか?それがイメージの世界で思考をすることです。

もしくは、そのへんのメモ紙に、四角と丸と矢印を書きながら「これを先にやらないとこっちができないから、これを先に用意して…」とか考えたりすることもあるでしょう。

イメージによる思考は、すでにあなたが使っているはずです。それを練習してさらにできるようになっておきましょう。

イメージ化された思考を脳内でできるようになると、考えて結果を出すまでが早くなります。最初のうちは紙の上で考えてイメージの思考に慣れた方がいいでしょうが、脳内でできるようになると、思考の速さが圧倒的に違います。

仕事も早く終わります。他の人が「これはどうやってやればいいんだ?」と悩んでいるうちに、あなたは素早く本を読み、文字からイメージ化します。できたイメージの中で思考して、素早く結論を導いて、行動に移せます。

他の人が「とりあえずやってみよう」と試行錯誤しているのに比べて、あなたはイメージの中で思考が終わっているので、成功の可能性が高い作業からとりかかれます。仕事が早く終わるだけでなく、結果を残せるのです。

この話を聞くと難しそうですが、最初のステップは、文字をイメージ化する練習から初めてみてください。その練習方法は本で紹介されていますので、読んでおいてください。

本は一度の読書では理解できない

もう一つ紹介しておきたいテクニックは、

  • 本は3回読む

です。

実は、一度目の読書で本の内容を理解することはできません。

なぜなら、最後まで読みきらないと、最初の方に書いてあったことの意味が分からないからです。

推理小説に例えると分かるでしょうか。

はじめの頃に主人公に親切にしてくれたおじさんがいて、なんてありがたい人なんだろうか、と思っていたら、

最後の方になったら、実はそのおじさんが殺人犯で、事件を解決しようとする主人公に近づいて隙あらば殺害しようとしていた、とか。

そして、読み直した時に、親切にしてくれていた場面が、実は殺されかけていたけど奇跡的に助かっていただけだった、と分かったり。

一度目に見た時と、読み終わって再読した時と、意味が違ってきますね。

ビジネス関連の本でも、政治の本でもなんでも同じです。

読む前の自分の中にある世界観と、読み終わったときの世界観は違ってきます。

新たにできた世界観の視点から改めて見ると、それまで読み取れていなかった著者の考えが見えてくるのです。

これを紹介している本の中では『老婆と少女に見える絵』で説明しているので確認しておいてください。

騙されない思考法を身につける

幸せを目指すためには効果の出る情報収集を目指してほしいと思います。

世の中には、役に立たたない情報や、人を騙すような情報がその辺にたくさんあります。

それに気がつくためにも、情報を得た後に『自分で思考をする』という作業が必要になります。

ただ早く読む、とか、ただ早く覚える、だけでなく、騙されないで、自分の望みの結果を手に入れるための思考の方法まで視野に入れた本だからこそ、紹介したいのです。

ぜひ読んでおいてください。

福原宏志^^

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