知識吸収力を高める!AIと多角的アプローチで学習革命

気功

福原です、

「私、すごい!」と思える人になる

もうすぐ12月になるので(早いですね…)
福原気功教室 の12月のテーマを発表しておきます。

  • 私、すごい!

です。

行動できない、うまくいかない、目標が達成できない、できる気がしない…

そういう時の大体の原因は『自信の無さ』です。

これを「私はできる」「私なら大丈夫」と思えると、急に行動できるようになります。

そう思えるように働きかけていきます。

  • 仕事のやる気が出ない
  • 寒くて動けない
  • やりたいことができない
  • 好きな人に声がかけられない

などに困っている人にオススメです。あなたのゴール達成に役立ててください。

さて、今回は、

  • 本が読めない

という悩みに答えていきます。

勉強する気はあるけど、読んでいても頭に入ってこない、という悩みです。

ビジネスをやりたいのに分からない、健康の勉強をしたいけど難しすぎる、資格を取りたいのに説明がわからない…などに困っている場合は参考にしてください。

最近流行りのアレを活用した簡単勉強法も話しますのでお楽しみに。

本を読んでも分からない…

さて、本が読めない、理解できない、という悩みに答えていくのですが、最初に1つ、結論を言っておきます。

それは、

  • 本が読めるのはそのことに詳しいから

です。

例えば、あなたが野球に詳しいとします。野球の雑誌を1冊読んだら、どのくらい理解できるでしょうか?大体のことは分かるはずです。

しかし、人生の中で野球に振れてこず、セ・リーグもパ・リーグも大谷も分からない人が同じ雑誌を読んだら、どうでしょうか?全然理解できないですよね。選手もわからない球場もわからないルールも分からない。結局何も頭に残りません。

ということはつまり、本を読んで理解できないのは、その内容を知らないからです。

本を読もうとするときには、その内容を知っているはずがありません。わからないのも当然です。なので「読めない」「分からない」と悩む必要はありません。初めて読む人はみんな分からないのです。

読めない、という悩みは一回捨てておきましょう。

情報量が増えると理解できるようになる

とはいえ「読めない」「分からない」のままでは困りますよね。

ではどうすればよいでしょうか?

  • 情報にたくさん触れる

です。

野球の例で言うなら、雑誌をたくさん読むのもいいですが、動画を見たり、球場に観戦に行ったり、道具を持ったり、実際にプレーしたりしましょう。

野球に関する情報量を増やすのです。

あなたがビジネスの本を読みたいなら、読む本の量を増やして情報を集めることも大事ですが、それ以外にも、実際の商品に触れたり、会社に行ってみたり、社長の挨拶動画を見てみたり、と関連情報を増やしてください。

「あ、この場所行ったことある」「これはあの会社の商品に似ているな」など、理解の助けになる情報が増えてきます。

その結果として「読める」「分かる」になるのです。

いまはネットの世界なので、ちょっと調べると、文字情報だけでなく、動画がたくさん出てくるはずです。それを見て情報を増やしていきましょう。可能であれば、実際に足を運んでみるのもよいですね。

「読めないな…」と困ったら、とりあえず読めそうなレベルの本を読むか、関連する動画を見てみましょう。

AIを学びに活用してみる

さて、最近はAIが使えるようになったので、AIの活用法も話しておきます。

まず、AIに要約させてわかりやすくする方法もありますが、要約した情報で理解できるのは、その内容をすでに知っている人だけです。

例えば、大谷翔平について、AIにシンプルに教えてもらった文章がこちらです。

大谷翔平選手は、2024年もロサンゼルス・エンゼルスで二刀流として活躍し、打者としては本塁打王を獲得、投手としても安定した成績を残し、3年連続でMVPを受賞しました。

…私は野球全然見ないのでそもそも正しいのかどうか分かりませんが(実は間違いがあります。あとで話します)、野球をまったく知らない人からすると、

「ロサンゼルス?アメリカ?日本人なのに?」「二刀流…?カタナ?」「本塁打…?」「安定した成績…安定とは?」「MVPってなに?なにしたらそうなるの?」

と疑問だらけのはずです。というか詳しいつもりの人でも「MVPってどうやったら取れるの」は分からないかもしれませんね。

(「MVPってどうやって決めるの?」をAIに聞いてみましたが、回答が意外に長かったので割愛します。興味があれば自分で調べてみてください)

ということで、要約して簡単に知る方法もありますが、分かったつもりになれるけど、実際には分かっていない可能性もあることをまずは覚えておいてください。

MVPを説明してみよう

で、ここでAIの面白い活用方法です。

  • 自分の理解で合っているかを聞いてみる

です。

先ほどのMVPのように「MVP?あーすごい賞なんでしょ?」と分かっているつもりでも「MVPって何?説明して」と言われるとうまく説明できないはずです。

そこで、AIに「私はこう理解しているのだけど合っていますか?」と聞いてみてください。分かっていないところにツッコミを入れてくれます。

私は次のように説明してみました。

私の理解が合っているか教えて下さい。MVPとは、その年に優れた選手に与えられる名誉です。今年のMVPは大谷翔平選手です。今年始めて選ばれました。MVPの選出方法は…MLBの偉い人によって選ばれます。

まぁ、わざと間違いをいたのですが、それに対するAIの回答がこちらです。

AIの回答

おっしゃることは、一部正しいですが、少し誤解されている部分もあります。詳しく解説させていただきます。

MVPについて

  • MVPとは: その年に各リーグで最も活躍した選手に贈られる賞です。チームへの貢献度、リーグ全体での成績、ポジションなど、様々な要素を総合的に評価して選ばれます。
  • 今年のMVP: 2024年のMVPは、大谷翔平選手がアメリカン・リーグとナショナル・リーグの両方で受賞するという史上初の快挙を達成しました。
  • 大谷翔平選手の受賞回数: 大谷翔平選手は、2021年、2023年に続き、2024年もMVPを受賞しており、3度目の受賞となります。
  • MVPの選出方法: MLBの「偉い人」という表現は少し漠然としています。より正確には、野球記者、解説者、アナリストなど、野球に関する専門知識を持つ人々が投票によってMVPを選出します。

誤解を解くポイント

  • 「今年初めて選ばれました」について: 大谷翔平選手は、2024年が初めてMVPに選ばれたわけではありません。2021年と2023年も受賞しています。
  • 「MLBの偉い人」について: MVPを選出するのは、具体的な個人ではなく、多くの野球関係者による投票の結果です。

まとめ

MVPは、その年の野球界を代表する選手に贈られる名誉ある賞です。大谷翔平選手は、その卓越した能力と活躍によって、3度もMVPに輝きました。MVPの選出は、多くの野球関係者の意見を総合的に反映した結果であり、その年の野球界のトレンドや評価基準を反映していると言えるでしょう。

これで合ってますか?

以上がAIからの回答です。

私の分かっていない点を説明してくれていますね。

ちなみにこの回答を読んでいて『大谷翔平選手は、2021年、2023年に続き、2024年もMVPを受賞しており、3度目の受賞となります。』に「あれ?」と思いました。最初の要約では『3年連続でMVPを受賞しました。』と書かれていたからです。

正確には『2年連続3回目の受賞』のようです。これはハルシネーション(幻覚、でたらめの意味)と言って、AIも間違えるのです。AIの回答をそのまま信じちゃいけないよ、ということです。

で、あなたにやってみてほしいのは、

  • AIに自分の意見が正しいかどうかを聞く

です。

このためには、先に私が書いたような「これで合ってますよね?」の文章を自分で書く必要があります。

野球に詳しい人はやってみて欲しいのですが「MVPって何?」って聞かれた時の回答を文章にしてみてください。たぶんできないと思います。できたと思っていてもAIに間違いや不足を指摘されるはずです。

私たちは分かっていると思っているけど、分かっていないことがたくさんあります。その理解の助けとしてAIを使ってみてください。

一人で勉強していると「これって何?」「この理解で合ってる?」と思うことはたくさんありますね。それをAIの力を借りて補っていくのです。

やってみると分かりますが、説明の文章を書こうとする段階で、自分が分かっていないことにたくさん気が付きます。

「MVPの定義とは…?」「MVPって誰が選ぶんだ…?」「MVPの選定基準って何だ?」「去年は誰が取った…?」などなど。

そういう抜けがあることに気がつくことも勉強です。周囲の人はそういうのをなんとなく分かった気になってスルーしています。あなたはその点を知ろうとするので周囲の人から頭一つ二つ抜けていくのです。

別の角度から学んでみよう

まとめです。

  • 本の内容を理解したいならたくさん読む
  • ビデオを活用して情報量を増やす
  • AIに自分の理解であっているかを聞く
  • 聞くための文章を書くだけで勉強になる

勉強しようとする気持ちがあるだけで素晴らしいですが「分からない…」と落ち込んでしっているなら、今回の話をヒントにして、別の角度からの学びも取り入れてみてください。まずはビデオを見るのがラクでしょうから、関連するものをぼーっと見てみてください。

福原宏志^^

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