福原です、
人生がラクになる話
今日は気功の『気感』の話をします。
が、気功を受けていなくても役立つ話をしていきます。
特に「人生がつらい。もっと楽しくラクになったらいいのに!」という望みが叶う話をします。そのまま聞いておいてください。
気感はいらない
さて、気感、というのは、気功を受けている時に感じる体感のことです。
特定の場所が熱い、とか、目を閉じているのに光が見える、とか、なんとなくふわっとする、とか、そういうものですね。
で、結論から言うと、気感は無くていいです。
暖かさを感じなくていいし、何も見えなくていいです。
もちろん、すごく熱い!真っ暗な部屋なのに光が見える!となったほうが面白いのでしょう。
しかし、その体感と実際の気功の効果には、特に関連性がありません。
気功を受けている時に暖かさを感じるのは、筋肉の緊張が解けて血流が回り始めるからです。
血流の少ない、冷えた状態から、急に血流の多い、温かい状態になるので、その差が大きい分、より暑さを感じたりします。
光が見えるのは、脳の働きが活発になった時に、そのノイズが視覚野を司る神経を刺激するからです。
眼球の裏側に神経が通っていますが、他の部分の脳の活性化によってできた信号が乗り、何かが見えたような感じがするだけです。
これらの現象が起きることと、気功により実際の生活に影響が出ることは、関係がありません。
なので、気功を受けているけど、何も感じないな?他の人はこう言ってたけど、私の体には起きないな、という疑問をあまり持たないことです。
気感があるときはある。ないときはない。あってもなくても効果には関係がない。
まずはこのことを理解しておいてください。
なぜ私の人生にはいいことが起きないのか
そして、次に気をつけて欲しいことがあります。
気功の効果を感じる時に「何も起きないじゃないか」と思わないことです。
私たちは、自分が見たいものを見ます。
前もやったと思いますが「赤いものを探してください」と言われると、赤いものをちゃんと探してきます。
いま実際に赤いものを探してみてください。こんなところにあったのか、というものがいくつも見えると思います。
では「何も起きない」と思うとどうでしょうか。何も起きていない証拠を探そうとします。
そして「効果はない」とすぐに結論付けてしまうのです。
これはなにも気功に限った話ではありません。
人生そのものに対しても同じです。
「私の人生は最悪だ」「私はつまらない人間だ」「私にできることなんて何もない」と思っていると、その証拠を集めてきます。そして最悪な、つまらない、何もできない人生を作り出してしまいます。
最悪なのはあなたのせいだった…?
あなたが今見ているものは、あなたが「見よう」と思ったものの集まりです。
眼の前の状況が最悪であれば、あなたが最悪のものを見ようとしているにすぎません。それはあなたが望んでいる頭の使い方ではないですよね?
なので、最初から「いいこと」を探してください。
「気功を受けて起きたいいことって何か無いかな?」と思って効果を確かめて見てください。
気功でなくても
- 「今日の仕事で起きたいいことはなんだったかな」
- 「今月私が学んだことは何があるかな」
- 「私がいま人の役に立つことでできることって何があるかな」
という質問を自分に対して使ってみてください。
すごく小さなことを探すクセ
「いや、私にそんないいことなんて起きてないですよ」
という人は『すごく小さなこと』を探しましょう。
- 誰かから挨拶が返ってきた
- いつもよりラクにできた気がする
- いつもは見ない本を手に取った
- 天気が良いので気分も良かった
『成功』『成果』『実績』という言葉で説明できるような大きなものがあればそれがいいのは確かです。
しかし大きなものでなくても「いいこと」は実はたくさん起きています。
小さないいことを探してみてください。すると、いいことが意外に多くあるのに気がつけます。
私たちの気分が落ち込むのは、目の前に良くない状況をたくさん見るからです。それはあなたが『良くないもの』を見ようとしているからです。
そのくせをいったん止めて「いいことを見るクセ」を付けてみてください。
最初は、つまらないようなことしか見えないかもしれません。それで構いません。
「いいこと」を見るクセを付けておくことで、毎日の生活に良いことが増えていきます。
この小さな積み重ねが、あなたの気持ちを回復させ、ポジティブな思考に近づけてくれます。
小学生レベルから始めよう
ポジディブに物事を考えられるようになると、さらにたくさんのいいことが見えてきます。
そして気分も上がり、行動力もついて、いままでやろうと思っていたことにチャレンジできるあなたに変わっていきます。
最初にやるのは「いいことを探す」という小学生レベルの馬鹿げた話なので、しょうもなく聞こえるのもしょうがありません。
しかしこの「いいことを探す」という作業を繰り返し、クセづけて日常で使い始めることで起きる変化は、時間とともに大きくなっていきます。
気分が変わり、視点が変わり、行動力が変わり、得られる結果も変わります。
何より、毎日「いいこと」に囲まれて生きることで、塞ぎ込んだ気持ちから抜け出せて、何もしないでも幸せ感を感じられるようになっていきます。
あなたがやることは、小さないいことを探し始めることです。そのことから起きるとても大きな変化を期待しながら、まずは1つ、目の前にある「いいこと」を探してみてください。
- 今日あったいいことは何かな?
- 今週あったいいことは何かな?
この質問を自分に問いかけて、小さな答えを、見つけ出してみてください。
全然うまくいかない、と思っていますか?
福原気功教室 では、良いこと探しにも役立つ、心の落ち着きに役立つ働きかけを行なっています。
目指すゴールがあるけど、日々のストレスや、予想を超える悪い状態に心がすさんでやる気が無くなり大変な人は、ぜひ体感して欲しいと思います。
そろそろ天気的にも暖かくなり、活動的になれる時期がやってきますね。
その前にまずはマインドの部分をクリアにして、行動力が発揮できる状態にしておきましょう。マインドの部分を変えておくことで、実際の頭の使い方、体の動かし方が大きく変わってきます。当然、結果にも良い影響が期待できます。
福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
福原宏志^^
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