過去の呪縛から解放され、理想の未来を掴む方法
福原です、
あなたは、過去の失敗や後悔に囚われて、前に進めない日々を過ごしていませんか？
「あの時こうしていれば…」という思考のまま、心が鎖で縛り付けられたように、行動が止まっていないでしょうか？
実は、私も会社をクビにされたことを悔やんで憎んで、長い時間を無駄に生きてきたという後悔があります。
しかし、これはあなただけの悩みではありません。これまで多くの人の悩みを聞いてきましたが、みんな同じような重荷を背負っています。
今回は、その心の鎖を解き放つ方法を紹介します。過去の記憶から自由になり、理想の未来へと歩み出すための具体的な方法をお伝えしていきます。リラックスしながら聞いていてください。
なぜ私たちは過去にとらわれるのか
人間の脳は、ネガティブな経験に対して特別な注意を払うように進化してきました。これは生存のための重要なメカニズムです。危険や失敗を記憶しておいて、同じ過ちを繰り返さないようにすることで、私たちの祖先は生き延びてきました。
しかし、この生存のための機能が、いまの社会では邪魔になっています。
例えば、大勢の前で話した時に失敗して笑われたとします。その経験が原因で、人前で話せない人になってしまうかもしれません。大勢の人の前で話す夢があっても、私たちは失敗体験により、やりたいことができなくなる可能性もあるのです。
失敗したことばかりを考えていると、これからやることに大きな影響を及ぼします。過去の失敗を恐れるあまり、新しいチャレンジを避けてしまうのです。
- 話したいけど、怖くて話せない
- 新しい人と出会いたいけど、関係を作れない
- やりたいことがあるけど、不安でできない…
こういう行動パターンは、成長の機会を逃すことにもなります。
しかし重要なのは、この思考パターンは、私たちが自分を守ろうとして起きていることだ、ということです。それを理解して、自分を責めすぎないようにすることがまずは大事です。
「ネガティブなことを考えるのは、私のことを守ろうとしてくれているんだ。ありがたいな」
くらいに思って、あまり気にしすぎないことです。
では、具体的にどうすれば過去の記憶から解放され、未来へと進んでいけるのでしょうか。ポイントとなるのは、明確なゴール設定です。これから詳しくお話ししていきます。
未来へのゴール設定がもたらす驚くべき効果
私たちの脳には『欲しいものを見つける』という機能があります。
例えば、新車を買おうと決めた途端、街中で同じ車種が目につき始めます。あなたにも似た経験があるかもしれませんね。私たちの脳は、関心のあるモノに自動的に注意を向ける仕組みを持っています。
明確なゴールを設定すると、この脳の機能が効果的に働き始めます。
「3ヶ月後に5キロ減量する」というゴールを立てた瞬間から、脳は健康的な食事や、やせるトレーニング方法に目が向いていきます。会社の階段を登ったほうがいいな、とか、そう言えば駅の近くに健康的な食事を出すお店があったな、など急に思いつくようになるのです。
さらに良いポイントとして、未来のゴールに焦点を当てることで、過去の記憶を思い出すことが自然と減っていきます。脳はポジティブとネガティブを同時に考えるのが難しいからです。笑いながら怒るのは難しいですよね。それと同じです。
未来のゴールに集中すると、過去の記憶を思い出すことが減っていきます。それだけで自然と良い気分になっていきます。なのであなたの未来の良いゴールにフォーカスを当てるようにしてください。
実際の例を挙げてみましょう。実は私は長年不眠に悩まされていました。過去の仕事をクビになった憎しみを深夜まで考え続けることが習慣になっていたのです。
しかし、「自分でビジネスをやろう。文章を書いてお客さんを呼んでこよう」という具体的なゴールを設定しました。いつまでも恨んでいてもしょうがないからです。そうしたことで、早く寝て次の日の朝に文章の勉強と練習をするようになりました。
その結果、過去を振り返る時間が減り、寝る時間が早くなりました。「文章でお金を稼ぐんだ」と思うことで、文章、ビジネスの勉強が進み、自分のビジネスをスタートすることができました。
ついでに「本当に自分で稼げるんだ」と実感できるようになり、安心感、自己肯定感も高まっていったのです。
ゴール設定は単なる目標づくりではありません。私たちの気分をポジティブに変えて、過去から未来へと意識を向けさせる、強力なツールなのです。
ぜひあなたも、自分が決めた未来のゴールを設定してみてください。
ゴールを想像しよう
ゴールの決め方にはルールがあります。
- 本当にやりたいこと(want toのゴール)
- いまの自分にはできない大きなこと(現状の外側)
しかし、自分のゴールを考えたことがない人には、最初からこのルールに従って決めるのは難しい場合があります。
なので、とりあえずでいいので、いま「こうなったいいな」「これがほしいな」と思っていることを書き出してみてください。何個でもかまいません。小さいことでも大丈夫です。
次に、書き出したことを見てみましょう。「これはやりたい」と思うことも有るでしょうし、「これは別に叶わなくてもいいかな」というものもあるでしょう。自分の頭の中にいろんな考えが混ざっていることを確認してみてください。
そして「これはやりたい」と思うことにマークしていきましょう。◯をつけるとか、赤線を引くなどしてください。別の紙にやりたいことリストとして書き出してもよいですね。
そのリストを見ながら、その生活をしている自分を想像してみてください。車がほしいなら「欲しいなぁ」ではなく、実際に運転しているところを想像して、行きたい場所に到着して「うれしい！」と思いましょう。
私たちは、いつも考えていることが現実化していきます。
「欲しいなぁ」と思っていたら、「欲しい」と考えている自分がやってきます。夢を見ている自分、が叶うのです。手に入れて喜んでいる自分を考えていたら、手に入れた自分がやってきます。夢が叶った自分がやってきます。どちらがいいかは分かりますよね。
「いいなぁ」「欲しいなぁ」から卒業して「手に入れてうれしい」「実際にやっていて楽しい」の思考に変えていきましょう。あなたの理想とするゴールの世界をあなたの脳内に作って、その世界を生きてください。
まとめ
- 過去の失敗に囚われるのは、人の自然な防衛本能
- 脳は目標に関連する情報を自然と見つけ出す
- 未来への意識で、過去を考える時間が減る
- 「なりたい自分」を自由に書き出そう
- 目標達成後の喜びをイメージして心に描く
過去から解放され、理想の未来を生きることは、決して夢物語ではありません。適切なゴール設定と、それに向かう意識の集中により、誰でも夢を叶えることができます。
「過去の重荷から解放されたい」「理想の未来を現実にしたい」とお考えの方へ。
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福原宏志^^
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