一歩を踏み出す気功法：不安を流し、豊かさを引き寄せる

福原です、

なぜ、私たちは「最初の一歩」で立ち止まるのか？

あなたは「これをやりたい！」という目標があっても、
「どうやったらいいかわからない」
「失敗したらどうしよう」
という不安で、最初の一歩が踏み出せずにいませんか？

「やりたいことがあるのになぜかできない」という悩みは実は多いです。

私たちはつい、完璧な「やり方」を探すことにエネルギーを使いがちです。しかし大切なのは、その前にやりたいことのイメージづくりと解決方法探しにエネルギーを使うことです。しかし、不安がそのエネルギーを奪ってしまい、行動への心のブレーキをかけてしまうのです。

お金やチャンス、健康、良い人間関係といった「豊かさ」の流れを開くには、まずこの心のブレーキ（ブロック）を外す必要があります。

今回は、気功を通して不安をリラックスで消し、とりあえず「小さく始める」ための心の土台を作る具体的な３つのステップをご紹介します。

ゴールに向かう時にやり方を探す前に大切なのは、まず「不安」という名の心のブレーキを外すことです。もし、いまやりたいことのやり方がわからなくても、不安にならないでください。そのやり方は、これから見つければよいからです。

不安は、あなたの心身に気の滞(とどこお)りを生み、豊かさを受け取るためのエネルギーの流れを邪魔します。この不安を消すために最もシンプルな方法は、リラックスすることです。

意識の向けどころ: 心の不安を抱え込みやすいみぞおちや、胸周りの緊張を意識的にゆるめましょう。
方法: 軽く両足を広げて立ち、ゆっくりと息を吐くことに集中します。吐く息と一緒に、「不安」や「焦り」が体から外へ流れ出ていくイメージを持ちながら深呼吸を繰り返します。
効果: 体の硬い部分が緩むと、エネルギーの通り道が開き、新しいものを受け入れるための心のスペースが生まれます。

「やりたいけど、どうしたらいいか全くわからない」という時でも、不安にエネルギーを使う必要はありません。

ゴールが分からなくても、とりあえずやってみるのが、豊かさを見つける方法です。やったら分かってきます。それが好きか嫌いか、やりたいかそうでないかも分かります。

小さく始めるのがコツです。体験会、見学会に参加したり、動画を見たり、話を聞いたり、「やっている自分」を想像してみることからスタートできます。
急に「作る」からできないと思うなら、できるところからスタートすればいいのです。
- 例: ワインをつくる人になりたい → とりあえず買ってみる。飲んでみる。作っているところを検索してみる。見学してみる。

不安で感情がブレていると、一歩踏み出す勇気が持てません。大きな豊かさを掴むには、どっしりとした安定感が必要です。

意識の向けどころ: おへそから指4本分下の、お腹の奥にある丹田（たんでん）に集中します。
方法: 椅子に座るか立って、呼吸に合わせて丹田が風船のように膨らんだり縮んだりする感覚をイメージします。
効果: 丹田が安定すると、生命力（エネルギー）が高まります。感情がブレにくくなり、一時的な不安や迷いに過度に反応しなくなるため、「とりあえずやってみる」という行動への迷いが減ります。

不安を手放し、行動への安定感を得たら、次は人間の最も素晴らしい能力、未来を創造する力を使いましょう。

あなたがどんな未来にしたいのかを想像し、実現することが、人間の役目です。

ゴールのイメージをしてください。どうなりたいか？から思考をスタートさせることが重要です。
リラックスした状態でゴールの想像をし、その世界を生きながら日常生活を送るのです。
（気功的実践として）全身を空っぽにして、宇宙の無限のエネルギーが体全体に満ちてくる様子をイメージします。このイメージを繰り返すことで、「自分は無限の豊かさを受け取れる」という感覚を育み、ゴールを達成した未来を受け入れる準備が整ってきます。