集中力がなければ違う自分に変身して研ぎ澄まされた能力を発揮してみよう

福原です、

気功の月額コースに参加されている方から
質問をいただきましたのでお答えいたします。

> リラックスの加減がわからなくて困っています。
>
> 無駄なことを考えなくなった分、注意力がなくなり、
> 歩行中、車・人にぶつかりそうになる等がたまに起こってしまいます。
> 気がついたら目の前にいたというような体験がよくあります。
>
> 都市部なので、外出中はある程度緊張が必要なのですが、
> ついつい極端になってしまいます。
> 外出中の緊張・リラックスのバランス調整について
> アドバイスを頂けないでしょうか。

私からの回答です。

・・・

福原です、

あえて面白い解決策を提示しようと思います。

場面によって自分の中のキャラクターを変えるという方法です。
キャラクターというのはゲームなんかでよくあるやつです。

王様
戦士
魔法使い
僧侶
遊び人

などがありますよね。

王様は指示を出す人。
これから何をするのか何のためにやるのか。
全体を見渡す視野の広い人です。

戦士は戦う人。
街を歩くときに注意するキャラクターはこれかもしれません。
決められた仕事をやるのもこの人かもしれないです。

魔法使いは頭を使う人、戦略家。
アイデアを生み出したり本を読んで学んだり
知的な作業をする人です。

体と心を癒す人。
お風呂入ったり眠ったり食事をした後ぼーっとしたり、
体を治す役目の人です。

遊び人はそのままですね。
何も考えずに存分に遊ぶことです。

これらのキャラクターを自分の中で決めて
今はどのキャラクターなのかを意識してみてください。

おそらくキャラクターは場面によって決まってくると思います。

朝一番や一週間の最初の時間は、
王様としてスケジュールを決めたりするでしょう。
お部屋だったり職場の机だったりでしょう。

昼間は戦士として働く。
魔法使いとして頭を使う。
これは職場だったりだったりでしょう。

夕方以降は僧侶として自分の体を癒す。
休みの時間は遊び人として存分に遊ぶ。
これは家やお店でしょう。

という感じで場面とキャラクターを
どのように決めればいいか考えてみてください。

自分で設定してみてください。
上にあげたものは一例なので他のキャラクターでも構いません。

特定の人物にしてみるのも面白いかもしれません。

好きなスポーツ選手にしてみたり
映画の中のキャラクターにするのも良いでしょう。

街の中を注意深く歩く人といえば
どんなキャラクターを思い浮かべるでしょうか。

目の前の状況だけではなく家全体を上から見下ろすように
危険を察知して自分の動きを事前に
決めておくような人は誰でしょうか。

今の自分にできないことでも
他の人のキャラクターを借りてくることで
意外にできるようになったりします。

催眠術の世界では舞台の上に上げられた人に
あなたはマイケルジャクソンです。
と暗示をかけるだけで上手に踊り始める人が出てきます。

英語を突然話し始める人もいます。
普段は英語なんて話さないのに
キャラクターを決められた瞬間に
スラスラと英語を喋り始めるのです。

それは英語の知識が頭の中にあったということです。
それを自分で止めているんです。

自分で好きなキャラクターを設定して
それになったと勝手に決めてしまえば
そのキャラクターの持っている特徴する可能性が出てきます。

一日中『自分』でいるのではなく
他の誰かのキャラクターを借りてそれを自分にしてしまう
ということを、遊び人のように、楽しんでやってみてください。