睡眠の質を向上させるために暗闇で遊ぼう!

気功

福原です、

健康の最大ポイント『睡眠』

福原気功教室 の1月のテーマは『健康』です。

健康を語る時に外せない、最も基本的で重要なポイントがあります。

  • 睡眠

です。

体を修復するには質の良い、そして適切な時間の睡眠が必要になります。これをおろそかにして健康になる道はありません。

どんなに栄養をとっても、運動をしても睡眠不足では健康になることはありません。

こう言われると「まぁそうですね」と思うでしょうが、では実際に睡眠にどのくらいの気を使っているか、というと、そんなに気にしていないのではないでしょうか。

そこで今回は睡眠にフォーカスを当てて、良い睡眠のためにもっとも気を使うべき点のうちの1つを話していきます。

これを意識するだけでも睡眠の質が上がり、翌朝以降の体の状態が良い方に変わっていきますので、難しく考えずに、できるところから取り入れてみてください。

眠る時は暗闇で

さて、睡眠の質を上げる方法の1つを紹介していきます。

  • 暗闇で寝る

です。

明るい場所で寝ると視覚が刺激されて、深い眠りに入れません。途中で目が覚めたり、思うように体が修復されません。

私たちの体は、想像以上に光に敏感です。目からだけでなく皮膚からも光を感じ取っています。実験によると、ヒジやヒザの裏の皮膚の薄い部分に光を当て続けることで脳が覚醒して目が覚めることが分かっています。なので、寝る時には皮膚にも光を当てないほうがよいのです。

理想を言うと、眠る時に目を開けて1分経っても何も見えないくらいの暗闇が良いです。暗闇に目が慣れてくると徐々に周りの家具などがぼーっと浮かび上がってきますよね。それすらも見えないくらいの暗闇が理想の状態です。

とはいえ、そこまで目指さなくてもよいです。まずは可能な範囲での暗闇を目指しましょう。

まずは、消せる範囲のすべての光を消して眠りましょう。照明、テレビはもちろんのこと、間接照明も消しましょう。

真っ暗だとトイレに行く時に怖い人は、人が動いたときだけ点灯するランプを導入しましょう。最近だと100円ショップに300円程度で販売もされています。

外から光が入ってきている

カーテンも工夫をしてみましょう。外からの光は思った以上に入ってきます。

朝になるとその明るさから睡眠の質を落とすことになります。東の方に住んでいる人は朝の5時位からすでに明るかったりしますね。西の方にいる私は初めて出張で東京に行ったとき、外が明るいので起きたところ、朝の5時だったことがあり、あまりの日の早さにビビったものです。

ということは7時に起きる人でも5時位から体が目覚めているかもしれません。日の出から目覚ましまでの1時間2時間をぐっすり眠り続けることができれば、回復具合も変わってきますね。そのためにカーテンに気を使ってみましょう。

カーテンは遮光カーテンの導入を考えてください。

できれば寝室のみでも遮光カーテンを二重にしてください。通常レースのカーテンをかけているところに遮光カーテンをかけるのです。1枚だけだと意外なほどに光が透過してきます。二重にすることで朝日がかなり防げます。

「そこまでするのか?」と思うかもしれませんが、安いもので構いません。部屋から見えるカーテンはおしゃれなものにして、向こう側に隠れるのは遮光だけできる安いものにするとよいです。

昼間は光を入れたくてレースのカーテンを残したい場合は、カーテンの裏につける裏地のような布が売っています。ダイソーでも1枚400円で売っています。いろいろ探してみてください。

小さいところにも気を使ってみる

さらに細かい所まで気にするのなら、家電の電源ランプもです。

電源ランプというのは、リモコンで消したけど小さい点で光っているところがありますよね。アレです。消すにはそもそものコンセントを抜かないといけないものもありますが、そこまでできない場合は、小さく光るところの前にアルミホイルを小さく切って貼り付けましょう。

最初はそこまで気にしなくても良いです。強い光から対応して行って、まだ気になるなら小さいところも消していきましょう。

簡単に対処できるのは、アイマスクです。

目に入る光を直接消すことができます。ただし、朝になるとだいたい取れているので笑、寝付きを良くするために使いましょう。取れても気にしないことです。

あと、布団を全身にかけてください。冬は気にすることはないですが、夏になると半袖半パンで、体に何もかけないで眠ることもあるでしょう。

光のことを考えると薄手のものでいいので全身を覆う方が良いです。どうしても部屋を真っ暗にできない場合は、袖のあるものにするか、涼しい生地でいいので生地をからだにかけるとよいです。

100点よりも80点

いろいろ話してきましたが、まずは、眠る時にいまよりも一つ多く光を消してみましょう。

テレビをつけていないと眠れない人は、それを消してみる。

光は全部消しているけど、エアコンの電源ランプがついているなら、その前に光を通さない物を貼ってみる。

いやそれだとエアコンが動いているか分からないから困るのであれば、アイマスクをしてその光を見えなくする。

という感じで、最初から完璧を目指すのではなく、いまより一歩先、二歩先の暗闇を目指しましょう。

「何も見えない程の暗闇なんか作れねーよ!」ではなく「まぁ1個消してみるか」「ついでにこっちも消してみるか」のレベルからスタートしましょう。

ここに話を聞きに来てくれる人は、本当に真面目な人が多いので「何も見えない程の暗闇が良いですよ」というと、本気でそうしようとする人がいます。

実は過去の私もそれを目指したことがあります。カーテンの上から漏れて見える光を消すためにレールの上にダンボールとタオルをかけて完全に光を消そうとしました。

正直そこまでしなくていいです。100点を目指そうとしてすごい苦労するくらいなら、いまの50点を80点くらいに上げて「とりあえずこれで様子を見てみよう。本当に睡眠の質は良くなるのかな?」と実験するくらいの気持ちでいてください。

遊ぼう!

なんでも遊びと思ってやってみることです。「こいつの言っていることは真実なのか?論文で証明されているのか?信じて良いのか?」と疑いの心でいると結局やらないので何も代わりません。

「へーそうなんだ!とりあえずやってみよう。カーテンっていくらだろう?裏地って何者ぞ?ダイソー行ったら探してみよー」と遊ぶ感覚でなんでもやってみてください。そのほうが気分がいいし、何よりも実際の行動が取りやすいです。

疑うことは大切です。なんでも信じていると結局だまされます。なのでリスクの小さいこと、お金がかからない、時間がかからない、体への影響が少ないことから試していきましょう。大丈夫そうなら次をやりましょう。疑いすぎず信じすぎず小さくテストしましょう。

「遊ぼう」という視点を取り入れることで人生は大きく変わっていきます。今回の話もこれから起きることも全部「遊ぶ」と思ってから始めてみてください。そうすることで新しい発見がたくさんあります。

この世を遊ぶ場だと思って観察しましょう。遊びのネタは無限にあることに気がつくでしょう。

さて、睡眠の質を良くするとして、今日は何を遊びでやってみますか?

福原気功教室 では、あなたの眠りの質を上げるべく、快眠の気功もかけていきます。気功の感想で「いつの間にか眠っていました」という感想も非常に多くいただいています。眠りたい人にはこっそり、そしてがっつり眠ってしまうように気を送っています。

ぐっすり眠って体調を回復したい人はぜひ気功を体感してみてください。

福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
https://fukukikou.com/monthly/

福原宏志^^

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