ゴール達成なんて無理?じゃぁ、無理でOK!

気功

福原です、

ゴールなんて達成できない!

福原気功教室 の8月のテーマは『新しい自分』です。

変化をするためにはゴールを設定しましょう、という話をしていました。

ゴールとは、本当にやりたいこと、でしたね。

こういう話をするとこう言われることがあります。

「私はいま以上のすごいことなんてできないですよ…」

確かにゴールは、いまできていないことです。できていないから、やりたい、と思うわけです。

できていないことをやろうとするからこそ「できない…」という思いが出てくるのもしょうがない面もあります。

そういう時にちょっと思ってみて欲しいことがあります。

「できないと思う自分が居てもいい」

できないって思ってもいい

ゴールの話を勘違いして受け取る人は「ゴールなんてもともとやる気があって能力があってすでに何らかの結果が出ている人が達成できるんでしょ」「私はそういう人じゃないから無理」という気持ちが出ることがあります。

昔の私もそうでした。ゴールや成功の話を見ていると、出てくる人は偉人達人ばかりです。世界に轟くサービスを開発提供してとんでもないお金を稼いだ人とか、人間とは思えないパワーを発揮してオリンピックを優勝したとか、世界的超有名大学を卒業したスーパー頭のいい人の話とか。

一瞬はそういう人の業績にあこがれを持つのですが、実際に始めてみると、偉人達人との差が大きすぎて、人生を何回繰り返しても追いつけない…と思い、凹んでいたものです。

さらにそれを乗り越えるべく、自己啓発的な学習を始めて、いかにモチベーションを上げるか、自信を上げるか、困難に立ち向かい問題を解決するか、というテクニックを学びました。

しかし、結局は「無理だ…」「全然追いつけない…」と悩むのに変わりはありませんでした。

あなたも同じように思っているかもしれませんね。

それでもええやん

そういう過去の経験からいま言えることは「まぁそれでもええやん」です。

できないことはできないです。そもそも相手と立ち位置が違うわけですから、結果や能力を比べても仕方ありません。

もしかしたら自分のほうが優れていることもあるかもしれません。超有名会社経営者は利益は大きいかもしれませんが、パソコンを扱う能力がなくて「わしは頭を使ってパソコンは部下が使う」と豪語しつつ、パソコンもスマホもできないことに困っているのかもしれません。私はパソコン使って仕事しているので、その面では勝っているわけです。

そうやっていろいろ考えた結果として「無理だ」「できない」「負けている」「追いつけない」という気持ちは出てくるし、簡単に消せない、という結論に至りました。

だったら「まぁそれでもええやん」です。あるものはしょうがないし、消えないものもしょうがないです。それを根性やテクニックで解消しようとするよりも「まぁあるものはしょうがない」と受け入れた方が良いです。

前髪気になりすぎ系女子

私たちは、1つのものを気にし始めると、そればかりが気になります。電車の窓で前髪を気にしている女子高生がいますが「そこまで前髪は気にしなくていいんじゃないかな…」と私は思うわけです。でも前髪命の人にとっては気になって気になってしょうがないわけです。

私たちも同じようなことをしています。「できない…」と思い悩むのは分かるけど「そこまで気にしなくていいんじゃないかな…」と思ってみて欲しいのです。

前髪と同じことで「まぁ確かに良くはないかもしれないね」「でも、そこばっかり見てもしょうがなくない?」てな感じです。

ゴールを設定しようと試みているなら、それは素晴らしいことです。もしそこで「無理だ」「できない」「難しすぎる」と思い悩んでいるなら「そういうことを思うときもあるよね」と感じつつ「まぁそれでもええやん」と自分で思ってみてください。

できない自分を受け入れてあげる

いま「できない」と思っている自分を認めて受け入れて「まぁそれでもええやん」と思ってあげましょう。

できない自分をダメと思ってなんとかしようとしてもよいのですが、意識のフォーカスが『ダメ』に向かいすぎる人も居ます。そういう人は「まぁそれでもええやん」と思って『ヨシ』にしておいてください。

「まぁそれでもええやん」と思った瞬間から、あなたのゴールの素晴らしさに意識が向かい始めます。

女子高生に「前髪も大切だろうけど、何より笑顔でいることが大事だよ。そのほうがいい印象を与えられて好きになってもらえるよ」と伝えるように、あなた自身にも、

「できないこともあるだろうけど、そういう気持ちがあることを受け入れてあげて、もっと大事なゴールの方を見てあげよう。そのほうが気持ちも明るくなるし、できる方法も見つかるよ」と伝えてあげてみてください。

やりたいことを考えているのに落ち込むのはよくあることです。私自身もそうでした。それはそういうものだと思って、拒絶するのではなく、できないって思ってるなー、落ち込むときもあるよね、と認めてあげましょう。で、気持ちが落ち着いてきたらゴールの方を向いてみてください。

やりたいことも、できないと思うことも、自分の気持を冷静に観察して受け入れてあげましょう。そういう自分を認めて愛せた時に、他人への優しさが生まれてきます。

福原気功教室はこちらからご参加いただけます。
https://fukukikou.com/monthly/

福原宏志^^

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