福原です、
手帳って使います?
そろそろ年末、新年が見えてくる時期ですね。
この時期に購入し始めるのが『手帳』じゃないでしょうか。
最近はスマホのカレンダーを使うからいらない、という人もいるでしょう。
しかし私は紙が好き、なので、どうしても気になって見ています。
そんな中、手帳の使い方を調べていたら、役立つことを学んだので、あなたにもシェアしますね。
私の提供している福原気功教室 では、11月のテーマとして『あなたらしいゴール設定』を掲げています。あなたのゴール達成に役立つ話としてもお伝えしたいことなので、聞いておいてください。
手帳、使ってませんでした
で、今回私が手帳の使い方で学んだことですが、
- 年間、月間、週間、デイリーページの使い方
です。
手帳には当たり前のように、年間のページ、月間のページ…とついていますが、その意味を考えたことはあるでしょうか。
私は以前であれば、年間、月間を使うことはほぼ無く、週間部分に決まったスケジュールをいれるだけでした。
そして、デイリーページがあれば、なんとなく3時からブログを書く、とか、時間を決めていただけです。
正直、手帳は持ってはいるけど、使い方が分からなかったんですよね。
で、今回学んだことですが、年間、月間、週間、とそれぞれのページを活用する意味は、
- 視野の移動
でした。
木を見て森を見ず、という言葉もありますが、近くを見れば全体が見えず、全体を見れば近くが見えなくなりますね。
仕事で言えば、目の前のことばかりに集中していれば、何がやりたかったのかがわからなくなります。「私は何のために働いているんだろうか?」とサラリーマンの頃の私は疑問に思っていたことを思い出します。
しかし、年間の予定や人生でやりたいことばかりを見ていてもうまくいきませんね。夢はあるけど、実際に行動しないので、何も叶いません。しょうがないことではあるのですが、どうしても何かをする必要が出てきますね。
なので、広い目と狭い目で、自分がやることを決める必要があります。
年間ページって何を書くのか?
具体的に言うと、まずは年間目標で1年で何をしたいのか、どこまで成長しようとするのかを考えてみましょう。
考えた通りになるわけではありません。しかし、何をしようとするかを決めないと、何をしていいか分かりません。
例えば、「今年は1冊本を書く」と決めた人と「今年は最低1回はライブする」と決めた人は、日々やることが違ってくるのは想像できますよね。
そして個々人のレベルによってもやることが変わってきます。
全く楽器も歌もできない人がライブをやるのと、昔はよくやってたから久しぶりにやろうと思う人では、行動内容も、実際にライブをやるまでの期間も変わってきますね。
なので、あなたの基準でやりたいことを決めて、あなたのいまのレベルからいつまでに何をやるのかを決めましょう。
私はよく「やりたいことをイメージしましょうね」という話をしますが、それはスタート地点です。実際には「やりたい!」の気持ちを持ちながら、やりたくて焦る気持ちを抑えながら、何を、いつまでにやるのか、を決める必要が出てきます。
これらをざっくりと考えるのが年間のページですね。
行動しようにも難しいんじゃ!
夢だけフワフワ見ていて気持ち良い感じで居続けたい気持ちがあるでしょう。私も同じです笑。しかし、そこから出てくるアイデアを元に現実的な行動まで落とし込んで実行する必要があります。
思いついた瞬間に行動するのもアリです。計画なんていらない、とにかくやるんだ!という熱血も全然OKです。
でも、多くの場合、やる、の前に勉強、調査、練習、お試しの期間も必要になります。ゴールを目指す人は現場の外側へのチャレンジになるので、わからないことだらけですよね。なので「やる!」と思っても行動できないことも多々あります。
そこで広い目で、冷静な気持ちで何をやる必要があるのか、それはいつやれば達成できるのか、を考える必要が出てきます。
例えば、ライブをやりたいなら、3月までは練習して、4月から人を集めて、夏にはライブできたらいいな、とか。いやそれは早すぎるから今年は練習の年にしよう、じゃぁ春まではこの教室に通おう、とか。
年間ページでざっくりスケジュールを考えてみてください。
細かいタスクに落とし込むとできる
それを見つつ、月間に落とし込んでいきましょう。今月は何をやるのか。平日に何をして、休みの日の時間がある時に何をするのかを決めましょう。
さらに細かく週間に落とし込むのもアリです。その日に行うことをスケジュールに入れて、時間が来たらスタートです。それができるようにタスクを調整しましょう。仕事を早く終わらせる、とか、朝が早いから夜更かしせずに寝よう、とか思うかもしれませんね。
デイリーページはさらに細かい時間調整が必要な場合に使いましょう。移動の合間に細かいタスクを処理する、とか、空き時間があるので仕事を済ませて早く帰れるようにする、などです。
デイリーページははじめのうちは必要ないかもしれません。週間ページで十分と言う人もいるでしょう。使い方はあなたがアレンジして全然大丈夫です。使いながら慣れていって、使いながら改良しましょう。
このままでいいのか?も考えましょう
そして、週に1回、月に1回などの期間で振り返りの期間を作りましょう。そこでこのペースで間に合うのか、とか、そもそも年間で決めたことは続けててもいいのか、まだやりたいのか、別のことをやったほうがいいのではないか、と広い目、長い目で再確認してみてください。
この目標達成のための長期間の広い目、と、細かいタスク処理のための短期間の狭い目とを行ったり来たりできるのが、手帳のメリットです。
別に手帳でなくてもいいのですが、あなた好みのゴール設定ができたら、人生レベル、年間、月間、週間の長さで、何したらいいのかな、と考える時間を作ってみてください。
アタマで考えるとフワフワするので、紙で書きながら考えることをオススメします。もちろん無理に、とは言いません。何かに困った時に1つの解決方法としての提案です。
ゴールは変わって良いです。立てた計画もひっくり返してよいです。やりたくないなと思ったら放棄してもいいです。
その中でやりたいことが見つかれば、できるだけ早く叶えたいでしょうから、スケジュール化するのも一つの手法です。必ず予定を立てる必要があるわけではないですが「何したらいいかわからない」「今日はどうやってすごせばいいの?」と悩むなら、広い目から狭い目への予定を決めてしまうのも一つの手です。
手帳選び、そしてゴール達成の参考にしてみてください。
福原宏志^^
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